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【ネタバレ無し】スター・ウォーズEp7を2D/IMAX3D/4DX3Dの3バージョンで観たので比較(おまけ:字幕/吹き替え比較)

まずは結論から

  • 複数回観に行く可能性がある人へのオススメ

まずは2Dで。今作の内容が気に入ったなら、2回目以降はIMAX 3Dや4Dでぜひ。
時間とお金が許すなら、最もオススメの鑑賞順は2D⇒IMAX 3D⇒4D。

  • 1回しか観ないつもりの人へのオススメ

スター・ツアーズ」が好きで多少お金がかかってもよければ、断然、4Dがオススメ。4Dに興味がなければ、懐具合や各々の映画鑑賞環境によって、IMAX 3D>3D>2Dの順でオススメします。

  • 字幕と吹き替えのどっちがオススメ?

今作の字幕はあの人ではありません。なので、お好みのほうをどうぞ。訳の精度はどっちも一長一短かなといった印象です。

このエントリの概要

 ついに12/18に公開されました「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(以下「Ep7」)。
 私も初日から3日間かけて1日1回ずつ、それぞれ異なるバージョンで観てきました。

  • 初日:IMAX 3D (字幕)
  • 2日目:4DX 3D (日本語吹き替え)
  • 3日目:2D (字幕)

 せっかく立て続けに観たので各バージョンの感想とオススメ(上記の結論を参照)をまとめてみました。
 内容には一切触れませんので未鑑賞の方もご安心を。

 なお、4D上映は「4DX」と「MX4D」の2通りの方式があり(詳しくは後述)、私が今回観たのは「4DX」のほうです。本稿では4D上映全般を指すときに「4D」、個々の上映方式を指すときは「4DX」「MX4D」と表記してます。

2D

 全国の上映館で観られる、最もオーソドックスな公開形態。
 今作はかなり情報量が多く、展開もスピーディーです。シリーズ過去作どころか、最近のアクション・SF等々の映画と比べても相当に密度が濃い部類ではないでしょうか。
 そのため、初めて観るときは作中の基本情報(ストーリー展開、各種設定、アクション等々)を追いかけるだけでけっこういっぱいいっぱいになるかと思います。
 あと、私の周囲ではおおむね大好評のEp7ですが、楽しめなかったという意見も一部では目にします。鑑賞料金の高いIMAXや4DX等でいきなり観ると、好みに合わなかったときのショックが大きいですよね。
 なので、最初は2Dで落ち着いて観るのがいいんじゃないかなー、というのが個人的な感想です。

  • 金額:★★★(最も安い)
  • スクリーン数:★★★(全国の上映館どこでもOK)
  • ギミック:★☆☆(普通)

IMAX 3D

 IMAXの特徴をものすごく簡潔に言うと「スクリーンがでっかくて音響も豪華」。詳しくはIMAX - Wikipediaあたりをご参照ください。
 で、IMAXでも3D上映の作品と2D上映の作品があるんですが、Ep7は前者*1
 とにかく、スター・ウォーズのような娯楽超大作を贅沢に楽しむにはうってつけの上映環境です。
 ただ、2Dの項でも述べたように、今作は情報量が多いです。実際、私は初回の鑑賞では話を追いかけるだけでいっぱいいっぱいになってしまい、せっかくIMAX 3Dで観たのに映像や音響を楽しむ余裕がなかったのでした……。ちょっと勿体なかったかも。

 Ep7には3Dで映える演出もいっぱいあります。
 ところが、普通の3D上映とIMAX 3Dの大きな違いがひとつ。3Dは上映方式によっては画面がかなり暗くなってしまうのですが、IMAXの場合、画面が暗くなりにくいという特徴があるのですね。
 言うまでもなく、スター・ウォーズは宇宙空間のシーンが多いですし、屋内でも暗い場面がたくさん。3Dの上映方式によってはかなり画面が暗くなってしまうので、こうした場面が少々見づらくなってしまうおそれがあります(あくまで推測ですが)。

 というわけで、映像と音響を存分に楽しみたいならやっぱりIMAXが一番オススメです。

  • 金額:★★☆(2Dのおおむね1.5倍)
  • スクリーン数:★★☆(少し前までかなり珍しかったが、最近急増中)
  • ギミック:★★☆(映像と音響の面ではもっとも贅沢)

4DX 3D

 コイツがすごい。
 一言で表すなら「135分間のスター・ツアーズ。このフレーズで興味がわいた人はぜひ観ましょう。
 これを薦めるために本稿を書いているといっても過言じゃありません。

 まず、「そもそも4Dとは何ぞや」の説明を簡単にしておきましょう。
 4Dの定義をざっくり言うと、「椅子が揺れて動いて、風や水しぶきがかかって……」といったアトラクション的な仕掛けが盛り沢山の上映方式です。
 4Dには「4DX」と「MX4D」という2種類の方式があり、前者のほうが数多くの映画館で採用されています。後者は今のところTOHOシネマズ系列のみの模様。
 なお、同じ映画作品であっても、どちらの方式を採っているかで仕掛けが異なるようですね*2

 で、この4Dの仕掛けの肝といえる「椅子が揺れて動いて」の部分と「スター・ウォーズ」の組合せで連想されるのが……そう! ディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ」です。
 私のスター・ツアーズへの思いの丈を書き始めると長くなってしまうので端折りますが、個人的にはありとあらゆるエンターテインメントの中でも最大級に好きです*3
 そんなスター・ツアーズに対する最大の不満点といえば、ただ一つ、「短い」こと。
 テーマパークのアトラクションなんだからあの短さは仕方ないのですが、それでも、スター・ツアーズ好きの諸氏ならば「これを映画一本分の尺で楽しめたら……」と何度となく夢見たことでしょう。
 その夢が! 叶うのです! 今! 全国の映画館で!

 まあ「135分間のスター・ツアーズ」と言っても、当然、全編ずーっと椅子がぐわんぐわん動くようなシーンばかりじゃないのであしからず。
 それでも、スター・ツアーズの何倍ものボリュームでミレニアム・ファルコンやXウィングに乗った気分が目一杯味わえるのだから、これはもう、スター・ツアーズが大好きな人は是が非でも体験するべきです。
 しかも、この手の仕掛け付きでEp7を観られるのは今だけですよ。他の作品に入れ替わってしまう前に、いち早く観に行くべき。

 ただ、「このシーンでも椅子が動くのはやりすぎじゃない?」などと感じる箇所*4もあったりしたので、いきなり初見で4Dだと作品に集中しきれないかも。
 4Dの印象をたとえるなら、トッピングを乗せられるだけ乗せまくったカレーみたいなイメージです。たしかにてんこ盛りで満足感があるけど、元々の味はよくわからなくなってしまう、というか。

 あと最大のネックはチケット代ですね。109シネマズでの一般料金は3,200円でした。ちょっとしたBDやDVDが(下手したら複数本)買えちゃう値段ですよ。
 ただ、その元が充分に取れるくらい楽しいのは間違いないです*5。少なくとも私はこの公開期間中にもう2,3回は4Dで観たいと思ってます。

  • 金額:★☆☆(2Dの約2倍!)
  • スクリーン数:★★☆(Ep7の公開に合わせて上映館が一気に増えたが、まだIMAXと同じかちょっと少ないくらい)
  • ギミック:★★★(過剰に感じるほどの仕掛けのつるべ打ち)

(おまけ)字幕と吹き替えの比較

 Ep7の字幕の訳者はあの人ではなく、林完治氏です。なので、字幕派の皆様もどうかご安心ください。
 字幕版を2回、日本語吹き替え版を1回観た上での印象としては、どっちも一長一短といったところです。
 吹き替え版で初めて「ああ、ここの台詞はこういうニュアンスも含んでたのか」と気付いた箇所もあるし、逆に「字幕でうまく訳してたのに、吹き替えだと今ひとつだな」と感じた箇所もあり。
 ま−、基本的にはお好みでいいんじゃないかと思います。複数回観る方は、両方で観てみると比較できて面白いですよ。


 簡単なメモ書きのつもりで書き始めたらけっこうなボリュームになっちゃいました。ブログにエントリ上げるの何年ぶりだろう……。何か間違ってる箇所やご意見ご感想等ありましたらコメント欄やTwitter等々でお待ちしております。
かがりはるき (@kagariharuki) | Twitter

*1:ちなみに後者は最近だと「007/スペクター」とか

*2:なので、今度MX4DでもEp7を観てみる予定

*3:ディズニーランドへ行く度に何度も何度も周回して「コイツ何回乗るんだよ」とキャストのお姉さんの失笑を買ったことも数知れず

*4:キャラクターの動きを追体験するというより、これはもはやただのカメラクルーの動きだろ、と感じたりしました

*5:(手荷物の水濡れを防ぐため)専用のコインロッカーがあって、手ぶらで映画に集中できるのも個人的には好印象