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はじめてのフジロック【1】計画編~フジへ行くつもりじゃなかった

 取ってしまった。電光石火の早業で!

 2月24日、テレビ朝日「ミュージックステーション」に小沢健二が20年ぶりの出演。その生放送中に本人の口から発された「今年のFUJI ROCK FESTIVALに出ます」の言葉。

 その直後のCM中、僕は反射的に購入していた。
 FUJI ROCK FESTIVAL '17のチケットを。
 3日通し券、キャンプサイト券付きを。

 そして買ってから気づいた。
 3日通し券が、1枚あたり約4万円もすることに。


 年がら年中ライブに通っていながら、実はフジロックには一度も行ったことがない。毎年毎年出演者やタイムテーブルを見て「いいなー行きたいなー」と思いつつも(主に日程面の)ハードルが高くてなかなか行けずにいたのだ。今年もヘッドライナー発表の段階で「Aphex Twinかー、いいなー」なんて思いつつも、どこか遠い世界のできごとのように思っていた。
 だが、今回ばかりは事情が違う。違うのだ。
 なにしろ小沢健二の出演である。本人の言葉によれば「去年のツアーのアンコール」である。しかも2ステージである。

 そんなわけで。初めてのフジロック参戦にあたり下調べをしてわかったこと&決めたことを、自分用のメモの意味も込めて書き連ねてみたい。
 なお、これは筆者の個人的な条件に合わせた計画なので、人によって適したプランはいろいろ異なると思う。これを読まれている初心者のかたがいれば、あくまでひとつの参考程度に留めていただければ幸い。

現在の計画

 さて。後先考えずにチケットを取ってしまったが、問題はいつどうやって行って、どうやって泊まって、いつどうやって帰るか。
 初心者なりにいろいろ調べてみた結果、今のところ、こういう計画に落ち着きつつある。

  • 交通手段

最寄り駅から越後湯沢駅まで、行き帰りともに新幹線。越後湯沢駅⇔会場はシャトルバス。

  • 宿泊手段

会場内キャンプサイトでのテント泊。テント等の宿泊用具は、事前に会場へ発送しておく。行きは手荷物で、帰りは宅急便で送る。

  • 滞在時間

28日(金)の夜に現地入り~30日(日)の夕方に現地発(ただしこれはタイムテーブル次第で変更する可能性大)。

今回の前提条件

 では、以上の計画にまとまった理由を書いていこう。

 まず、筆者の前提条件は以下のとおり。

  • 会場着は早くても28日(金)の夜
  • 会場発は遅くても30日(日)の夕方
  • 車の運転はできる(二輪は無理)
  • 多少の出費は覚悟済み(チケット代で約4万円の出費をした時点でもう踏ん切りがついた)
  • 「小沢健二目当ての初心者が迷惑かけやがって」なんて言われないよう、きちんとフジロック関連の予習をしておく
  • 初参加の初心者であることをわきまえ、とにかく「欲ばらない」ようにする
  • フジロッカーの諸先輩方に敬意を!

 今回のテーマは「欲ばらない」こと。
 せっかくの初フジロックだから、あれもこれもと味わい尽くしたい欲はある。けど、それはグッとこらえて、最大の目的「小沢健二のアクトを観る」ことに焦点を絞る。他の出演者はたまたまうまく観られればラッキー、くらいのつもりで臨みたい。

会場滞在の期間

 また、せっかく3日通し券を買ったのだから、開幕前日の木曜から目いっぱい滞在したい気持ちもある……が、初参加でノウハウ不足であるうえに、仕事の都合を考えると28日夜~30日夕方の滞在が現実的なところ。「欲ばらない」こととする。

 まあ、厳密な滞在時間は公式のタイムテーブルが出ないと最終決定できない……のだが、たいへんありがたいことに、小沢健二氏はご本人のサイトで早くも大まかな予定を発表してくださっている(3月10日付の文章)。
 詳細は原文を参照していただきたいが、どうやら[1]日中(夕方~夜あたり?)の大きなステージ[2]真夜中のキャンプ場付近のステージ、2セットを予定しているらしい。
 肝心の出演日が金曜日なのか土曜日なのか日曜日なのかは不明だが、筆者のスケジュールと照らしあわせると以下のようになる。

出演日 [1]日中 [2]夜中
28日(金) *1
29日(土)
30日(日) *2 ×

 つまり、個人的な希望(というか願望)は「土>金>日」。ただまあ、2ステージ両方観ようと欲ばらなければ、どの出演日でも最低1回は観られるだろう(入場規制の可能性もあるが……)。
 そんなわけで、最終的にはタイムテーブルが発表されてから決める予定だが、会場入りは金曜夜でほぼ決定。会場を出る時間は、小沢健二や他のミュージシャンの出演日次第(最終的には当日の自分のコンディション次第)で決めようと思う。

 なお、筆者は仕事のスケジュールによりハナから諦めてしまったが、実際は開幕前日の27日(木)から入れるし、帰りも閉幕翌日の31日(月)まで滞在できる。

交通手段

 交通手段の選択肢は大きく分けて3つ。

  • 自家用車
  • ツアーバス
  • 新幹線

 公式サイトに、それぞれの交通手段の特徴がまとめられているが、さすがにデメリットまでは細かく書かれていない。なので、公式サイトの情報とともに、個人的にいろいろ調べてわかったデメリットも判断材料に加えて、いろいろ検討してみた。
 詳しい理由は以下に書いているが、それぞれの長短を天秤にかけた結果、行き帰りともに新幹線を選ぶことにした。

自家用車

 筆者は運転免許を持っているし、もしテント泊をするなら荷物が多くなること必至だし、タイムテーブルが出るまでお目当てのミュージシャンの出演時間がわからない(=最悪、仕事との兼ね合いで深夜に会場を出入りするかもしれない)し……ということで最初は車で向かうことを考えた。ところが、車で行くにしてもカンタンにはいかないのだ。

  • 車で行ったとしてもシャトルバスを使う可能性が高い

 「オフィシャルの駐車場」と一口に言っても、駐車場が何ヶ所にも分かれており、会場までの距離にかなりバラつきがある。
 会場至近の「第一駐車場」「第二駐車場」なら楽々と歩いていけるが、駐車場によっては、駐車場⇔会場間をシャトルバスで移動しなくてはならない。どの駐車場が宛がわれるかは、基本的にはランダム。そして、「第一駐車場」を確実に取れるチケットは、熟練のフジロッカーの方々が早々に確保してしまっている(ちなみに、二輪で行けば確実に第一駐車場へ停められるらしいが……筆者は二輪免許は持っていないし取る予定もない)。
 要は、自家用車で行ったとしても、駐車場から会場までシャトルバスで移動する可能性大なのだ。ということは、荷物をまとめて運べることのメリットはほぼ無い。テントや宿泊用具などの類は宅急便で会場へ直接送れるため、駐車場からの移動距離がある分、むしろ自家用車に積んでいったほうがしんどいかもしれない。

  • 車を運転すると疲れる

 これは言わずもがな。自宅から苗場までだいたい片道3時間弱といったところだが、行きはともかく、帰りにどれだけ体力が残っているか未知数なのでちょっと怖い。あと、帰り際に酒が飲めない。
 まとまった人数で移動するなら運転を交替できるし、一人頭の交通費が抑えられるメリットもあるが、今回は筆者自身の都合に合わせてスケジュールを組んでいるため、さすがに人様を巻き込むのも難しい。

 もうひとつ、オートキャンプ場の「ムーンキャラバン」という選択肢もあるが……こちらは車を入出庫できる時間が決まっているため、前提条件と合わない。

ツアーバス

 ツアーバスで会場へ行き来する手段もある。公式サイトでは「オフィシャルツアー」に分類されている。
 会場まで直行できるし、乗車待ちの行列もないため、移動に関してはメリットが大きい。しかも、中にはテントレンタル込みのプランまである。
 だが、タイムテーブルも自分の仕事のスケジュールも厳密に決まっていない現状では、発着時間が決まっているツアーバスはなかなか難しい。実際、この運行表を見ると、今回の筆者のスケジュールとはあまり相性がよろしくなさそうである。

新幹線

 というわけで残る選択肢は新幹線。
 けっきょく、金銭的にも時間的にも一番お手頃なのはこれだろう。
 荷物の大半を宅急便で送ってしまえば、会場まではわりと身軽に行き来できるはずだ。ただし、宅急便の受取時間(下記参照)に間に合わないため、行きは手荷物で持っていくしかなさそうだ。

現地でのお荷物のお渡し受付時間

7月27日(木):12時~21時
7月28日(金):8時~17時
7月29日(土):8時~17時
7月30日(日):8時~17時
7月31日(月):6時~12時
※ 上記以外の時間でのお荷物のお渡しは、一切出来ませんので十分ご注意下さい。
FAQ|フジロックフェスティバル '17

 筆者の最寄り駅⇔越後湯沢駅の乗換案内を調べてみたところ、行き(28日)の終電は23:55着。帰り(30日)の終電は22:24発。かなり遅い時間でも行き来が可能だ。
 越後湯沢駅⇔会場のシャトルバスの運行予定はまだ発表されていないが、例年、新幹線の走っている間は運行しているようなので、こちらもまあ心配ないだろう。
 ただしシャトルバスは、時間帯によっては行列がかなり長くなってしまうらしい。こればっかりは、大混雑必至な時間帯(ヘッドライナーの終演直後など)にぶつからないよう努めるしかないだろう。

宿泊手段

 宿泊の選択肢は大きく分けて2種類。

  • キャンプ
  • ホテル・民宿

 公式サイトには、上記2つに加えて、日帰りの案内も載っている。

 快適さを求めるならもちろんホテル・民宿だろうが、今回はぜひキャンプに挑戦したいと思っている。

ホテル・民宿

 駐車場同様、これもやはり会場至近のものは早々に無くなってしまっているようだ。
 会場から多少離れたところならまだまだ取れそうだが、今回はキャンプへのモチベーションが向上しまくっているのでキャンプ一択でいきたい。

キャンプ

 実はこれまでの生涯でキャンプもテント泊もしたことがない。
 登山もキャンプファイヤーも学校行事でやっただけ。
 ボーイスカウト等の経験もなし。
 あ、寝袋で寝た経験ならある。
 大学時代にバイト先のゲーム会社で泊まり込んだときに(アウトドア要素ゼロ)。
 はい。アウトドアにはとんと無縁な人生を送ってまいりました。

 ただ、キャンプへのあこがれはあった。すっかり忘れていたけど、たしかにあった。
 (親に徹底的に無視されていたけど)幼い頃は「キャンプに行きたい」「テントに泊まりたい」としきりに言っていた覚えがある。

 最初は勢いでキャンプサイト券を購入してしまったが、いざキャンプ用品だの何だのを調べていたら俄然楽しみになってきた。
 ゼロからのデビューなので初期投資はそこそこ高くついてしまいそうだが、ここはもう、元を取るためにキャンプや野外フェスに行きまくりたい。そんなつもりでいる。

 フジロックのキャンプ場は3種類あるが、ツアーバスを利用せずオートキャンプをするつもりもない自分は、通常のキャンプサイトに泊まるしかない。
 キャンプサイトは広大で、どこにテントを張るかによって会場までの移動距離が大きく変わってくるのだが、良い場所は開幕前日に会場入りする人たちによって早々に押さえられてしまう。
 前日入りは不可能なので、ここはあきらめて奥の方にテントを張るつもりだ。ステージへの行き来はともかく、山の上の奥まったエリアだと荷物を運ぶときに苦労しそうだ。テントは軽めのものを選んだほうがいいかもしれない。

これから準備すること

 大まかな計画はこれで決まった。
 タイムテーブルが発表されるのは例年7月頭ごろ。
 それまでに、テントや雨具など、絶対に必要なものを早々に買い揃えたいと思う。夏が近くなれば人気商品は売り切れてしまうかもしれないし、できれば本番前の予行演習のつもりで5~6月ごろに一度キャンプをしておきたいのだ。

 というわけで、次回はキャンプ用品買い出し編になる予定。
 初心者がいろいろ調べながら書いているので、不勉強だったり間違えてたりといった部分も多いはず。そういった箇所があればコメント欄なりTwitterなりメールなりでじゃんじゃんご指摘いただければ幸いです。

Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった

Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった

*1:遅い時間ならOK

*2:よほど遅くなければOK