#ozkn 非公式オールナイトイベント「春の余韻に砂をかけ」2018.5.2-3 主催の記録

 2018年4~5月におこなわれた小沢健二氏のライブ「春の空気に虹をかけ」
 その武道館公演(5月2、3日)の終演後、渋谷にて非公式のオールナイトイベント「春の余韻に砂をかけ」を主催しました。

 本稿はその記録です。自分用の備忘録も兼ねて、いろいろと事細かに書きました。
 好評だったオリジナルカクテルのレシピや、予約者アンケートの集計結果も載せてますので、当日来られなかった人にもぜひお読みいただきたいです。
 
▼「春の余韻に砂をかけ」の告知ページ

▼「春の空気に虹をかけ」の全公演ライブレポート

 

 

【1】企画した経緯

 これまでにも何回か書いた気がしますが、今回のイベントの企画意図はすんごくシンプル。
 「ライブが終わったあと、そのまま帰りたくない!」
 突きつめるとこれだけです。
 
 小沢健二氏のライブに限ったことじゃないですが、良いもの、凄いものを観たあとって、そのあとの反動も大きいんですよね。
 だからこそ、小沢氏はここ最近のライブで幕を閉じるときに「日常に帰ろう」「生活に帰ろう」と呼びかけているのだと思います。
 「生活に帰ろう」って言葉の意味はわかる。
 ふつうの日常や生活、そうした日々の積みかさねがあるからこそ、ハレの日――非日常の催しが際だつのもわかる。
 でも、「生活に帰ろう」と言われたからって、そのまますぐ電車やバスに乗って帰れるようなテンションじゃない! 喜びを他の誰かと分かりあいたい!
 
 実際、小沢氏のライブの終演後はいろんな人と集まって飲んだり食べたりすることが多いんですが、人数もお店も行き当たりばったりで決まるので、乾杯できるまでの段取りがぐだぐだになっちゃうんですよね……。大人数なのでなかなか入れるお店が見つからなかったり、そもそもめぼしいお店が会場の近くになかったり、あっても時間が遅くて長居できなかったり。
 しかも今回のライブ「春の空気に虹をかけ」は数千~1万人規模の大会場です。後半の武道館2デイズなんて、各地から過去最大級の人数が北の丸に集まることでしょう。Zepp Tokyoでたまたま集まったメンバーがお店を探すだけでも苦労したのに、武道館クラスの規模ならもっともっと大変なはず。
 
 ――ということで、あらかじめ会場をおさえたうえで大規模な打ち上げを企画しちゃえばいいのでは、と思いました。
 最初にざっと決めた方針が以下。

  • 小沢健二の武道館ライブ後の人たちが集まる(もちろん行かなかった人の来場も可)
  • Twitter等で公に来場者を募る
  • (準備の参考にするため)事前予約を受けつけるが、当日の飛びいり参加も大歓迎
  • (ライブの終演時間が読めないので)オールナイトで開催する

 
 まずはどれくらい乗り気の人がいるかしらん、とTwitterにてアンケートをとってみることに。そのアンケートと結果がこちら。

【2】会場選び

 Twitterで3日間軽く呼びかけただけでも195人の方に反応いただけたので、この数字を目安に、キャパシティが100人くらいの会場を探すことにしました。
 それと、5/2参加希望者の割合が思った以上に高かったので、2デイズ開催もこのタイミングで決定。
 
 もちろん、知り合い+αくらいのほどほどの規模に絞って、1日限りで開催する方法もあります。でも、先に書いたとおり、これだけの大規模ライブが今後どれだけあるかわからないし(できるだけあってほしいけど)、せっかくなら希望者全員が楽に入れる規模の会場を用意したい。オールナイトイベントだったら、実際の来場者数よりもっとキャパシティに余裕のある、広々と使える会場が良いでしょう。
 
 そこで、会場選びの条件に考えたのがこちら。

【必須条件】

  • 100人が一晩ゆったり過ごせる規模(広ければ広いほど良い)
  • オールナイト利用ができる
  • DJ機材がある
  • 座席を多めに設置できる
  • 1人あたりの入場料は2,000円くらいが目安
  • 武道館から30分圏内

【希望】

  • プロジェクターが使える
  • オリジナルカクテルが提供できる
  • フードメニューがある(もしくは食べ物の持込可)
  • ロッカー・クローク等がある

 最初に考えたのは結婚式の二次会などで使われるようなパーティー会場でした。ただ、こういった場所は飲食込みで1人あたり5,000円くらいのプランが中心なのでちょっとお高め。そもそもパーティー会場やレンタルスペースの場合、オールナイト利用ができる場所が非常に少ないです。
 となると、日常的にオールナイトイベントをやっているライブハウスやクラブに絞って探したほうが良さそう。上の条件に合致するハコのうち、サイト上にオールナイト利用できる旨が明記されている数ヶ所にアポを取り、実際に下見しつつ詳しい利用条件などを伺ってきました。
 
 結果、諸々の条件に全部合致していたのが、今回の会場の渋谷スターラウンジ。
 渋谷なら小沢氏とも縁が深いし、九段下駅から半蔵門線で1本なのでアクセスも良し。ライブハウスとしてのキャパシティが300人なので、オールナイトでも100人くらいなら楽勝です。
 
 結果的にはこれが大正解。
 渋谷スターラウンジのスタッフさんには、最初の下見の際からイベント当日まで、いろいろと相談に乗っていただき本当に助かりました。アクセスも規模も優れているうえに、かなり良心的な条件で利用できる会場だと思うので、みなさんもイベントを開催されるときの候補にぜひ!
 余談だけど、今回の会場選びは個人的にすごく面白かったです。客の立場でライブハウスやクラブへ長年通いつめているけど、主催者の立場で下見するとまたちょっと違った面が見られて妙にワクワクしますね。
 

【3】DJと選曲について

 音響のしっかりしたライブハウスを借りる以上、会場内の音楽もちゃんとしたDJの人にお任せしたい!
 ただ、身の回りにDJがそんなに多くないので、数少ない知人に依頼するとともに、そこからお知り合いのDJのかたがたも紹介いただきました。
 
 選曲は小沢曲やその周辺で縛らず、自由におまかせで。
 でもやっぱり小沢曲が流れているときの盛り上がりかたは尋常じゃなかったですね。
 ライブ直後だから、っていうのもあるし、そもそも小沢曲以外に「みんなが知ってて盛り上がる曲」がそんなに無かった気がします。
 
 本稿の最後に載せたアンケート結果とかも見ていただくとよくわかると思うんですが、小沢健二のオーディエンスになったきっかけって本っ当に人それぞれなんですよね。だから、普段聴いている音楽もまるで違う。
 たとえば渋谷系ド真ん中の曲*1でも、もちろん盛り上がることは盛り上がるんだけど、あれっあまりピンと来てない? といった様子の人もちらほら。さすがにフリッパーズ・ギターの認知率は100%に限りなく近かったと思いますが*2、コーネリアスですらちょっと知らない人がいたかな、って印象です。
 ――こう書くと知らない人をディスってるように見えるかもしれませんが、そんなつもりはなくて、これは良い意味で面白い状況だな、と思いました。
 同じ時代に近いフィールドで活躍した人たちの音楽や、影響を与えたもの(というか元ネタ)を聴いて造詣を深めるのももちろん良いでしょう。どちらかといえば僕もそうした聴き方をしているほうです。
 でも、そうした文脈に関係なく、「小沢健二の音楽っていいな」とたまたまの出会いで聴き始めて、ライブに行って、しかも非公式のイベントにまで足を運ぶ人――武道館最終日のMCの言葉を借りるなら「オザケン世代」ではない世代――が少なからずいる。これは素晴らしいことだと思います。
 
 ……と傍目には面白かったんですが、その分、DJの方々にとってはものすごくやりづらかっただろうなと思います。みんなのストライクゾーンが(特定の1人のミュージシャンを除いて)バラッバラな中、素晴らしい選曲&ミックスをしていただけて本当に感謝です。
 

【4】出し物について

 今回、あまり特別な出し物をやるつもりはなかったのですが、ひとつだけ僕の持ちネタで仕込んだものがありました。それがこれ。

 
 僕がこれまでブログに書いてきたなかで、最も力を入れたし最も反響があったのが「今夜はブギー・バック」に関する2016年の記事です。


 これを元にPowerPointでプレゼン(解説)しながらブギーバック縛りでDJをしてみたりして――と軽い思いつきで何人かの人に話してみたら、思った以上に好感触でした。
 パワポをエンターテインメントに昇華することに関してはスーパー・ササダンゴ・マシン選手の偉大な先例があるし、ブギーバック縛りのDJも「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の2017年3月4日放送回でDJ Michelle Sorry氏による「小沢健二愛されMIX」がありました。なのでパワポ芸もブギーバック縛りも決して目新しいネタではないですが、この両者を組み合わせる物好きは僕しかいないだろう! と思いやってみた次第*3
 持ち時間40分くらいで、ブギーバックだけを20曲以上繋ぎました。詰め込みすぎかな? と思ったけど、これでも意外に間延びしちゃった気もします。30曲以上用意してスピーディーにどんどん繋いでっても良かったかも。
 DJしながら映したパワポのスライドの内容はこんな感じでした。こういうやつもVJと呼んでいいんでしょうか。近年のパワポ文化のトレンド(?)に乗っかっていらすとやさんの素材も多用。


 なにせ前例のない試みですし、プレゼンの経験はそこそこあるけど人前でDJするのは初めて(!)だしで、なんとも荒削りな部分ばかりだったかと存じますが、ちょうど良い小休止の時間になったなら幸いです。万が一またパワポDJをやる機会があればいろいろブラッシュアップして臨みます。
 あと、前にオモチャのつもりで買ったGODJ-Cが日の目を見てよかったよかった。GODJ-C、(今回は使う僕の技術が追いついてなかったけど)機材としてめちゃくちゃ優秀だと思います。小沢曲を一通り入れていたおかげで、他の人が持参しそびれた曲をかけるときにも重宝しました。

 

【5】フライヤーについて


 フライヤーも僕の自作です。小沢氏が「パンク・ロックのギタリストぐらい」(自称)のテクニックで自らデザインを手がけているのに倣ったわけじゃないですが、僕もこういうデザイン作業は昔から好きです。絵は描けませんしデザインもちゃんと勉強したことないしIllustratorがないからPhotoshopで作ってるけど。
 細身のフォントを行間詰め詰めで配置するデザインは無意識にやっていたんですが、あとでシングル『戦場のボーイズ・ライフ』や『痛快ウキウキ通り』のジャケットを久々に見て「あっ!」って思いました。知らず知らずのうちに影響を受けていたやも。

戦場のボーイズ・ライフ

戦場のボーイズ・ライフ

  • アーティスト:小沢健二
  • ユニバーサル ミュージック (e)
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痛快ウキウキ通り

痛快ウキウキ通り

  • アーティスト:小沢健二
  • ユニバーサル ミュージック (e)
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【6】オリジナルカクテルについて(レシピあり!)


 オリジナルカクテルを作るのも初めての試みでしたが、順序としてはネーミング先行でこんな流れでした。

1.曲名等のもじりでカクテルにできそうな名前をざっと列挙
2.使えそうなリキュールを探して注文
3.知り合いを集めて試飲会
4.メニュー候補のレシピをスターラウンジさんへ打診
5.オリジナルカクテルのレシピを正式決定
6.材料不足で早々に売り切れ(すみません)

 

1.カクテルにできそうな名前をざっと列挙

 食べ物や飲み物が曲名や歌詞に含まれているものを中心に、思いつく限り、どばーっと書き出しました。正式メニューになったのは4種類ですが、この段階では10種類以上。当時のメモから没メニューを抜粋してみます。

・アル(コール)ペジオ/ノンアル(コール)ペジオ:同じレシピでアルコールとノンアルコールの2パターン
・クールなスパイスでぶっとばせ:胡椒などが入った辛口のイメージ
・麝香:ウイスキーなど、スモーキーな感じ?
・命の水の調べ:日本酒ベース

 ほんと思いつくままに書いてますね。「ノンアル(コール)ペジオ」ってネーミングの是非はともかく、ノンアルコールカクテルは作ればよかったかもしれません。10代の来場者もいらっしゃいましたし。
 大半はネーミング先行でしたが、ひとつだけ、2012年の公式イベント「お茶でも飲みましょう」で提供されていた「煙茶」は再現したいと思ってました。これは公式のレシピにアレンジを加えて「シナモン(都市と家庭と煙茶)」が誕生。
 

2.リキュールを探して注文

 いろいろとお酒の通販サイトを調べましたが、変わり種のリキュールはなんだかんだでAmazonが強いようです。今回注文したのはこちら。

・サザンカンフォート(リキュール)
・モーツァルト(リキュール)
・ゴディバ(チョコレートリキュール)
・ファイヤーボール(ウイスキー)
・ボルス キウイ(リキュール)
・ルジェ クレーム ド ストロベリー(リキュール)
・和歌のめぐみ 有田の甘夏酒

 この時点でけっこうなコストがかかってますし、全部が全部オリジナルカクテルの素材に使えるとは限らない(実際ゴディバは使わずじまいだった)けど、余ったら自分で飲めばいいじゃん精神(?)でめぼしいところをごそっと注文。
 

3.知り合いを集めて試飲会

 自分ひとりの味覚でレシピを決めるのは不安だった&ちょうど他にもいろいろと人の意見を伺いたかったので関係者による試飲会を開催しました。場所は持込みOKなカラオケ店。
 上記のリキュール類一式と、割り材に使えそうなカルピスと紅茶と炭酸水とハチミツを持ち込んで、これとこれを混ぜたらいけるんじゃない? な組み合わせをいろいろと実験。意外にあっけなく、30分足らずで大まかなレシピが完成しました。
 あとは遅れて合流したメンバーにできたてのオリジナルカクテルを試飲してもらって「美味いよね? 美味いよね?」と問い詰めたり、適当にカラオケを歌ったり、イベントの方向性について打ち合わせたりして解散。
 ただ、帰りに乗ったタクシーの車内にリキュール類一式を忘れてしまいめちゃくちゃ焦りました*4
 

4.レシピを打診

 当日カクテルを作って提供するのはスターラウンジのスタッフさんなので、「こんなレシピでどうでしょう? 必要なリキュール類はこっちで持ち込みます」と打診。
 バーカウンターは1人体制なので、現実的に対応できるレシピに絞った結果、4種類に最終決定しました。
 

5.オリジナルカクテルのレシピ

 で、その正式メニューがこちら。
 会場ではポップの代わりに「おしながき」を掲示。各メニューの紹介文を書くのが楽しかったです。

甘夏組曲

・炭酸水:4
・甘夏酒:1

名前に「夏」とついてるけど、甘夏の旬は1~5月。だそうです。
春に美味しい甘夏の香りをたたえた日本酒ベースのお酒を、
炭酸で割って飲みやすくしました。

流動体について(または春のキウイに虹をかけ)

・カルピスソーダ:4~5
・ボルス キウイ:1

冬から春にかけて旬をむかえるキウイ。
ほの甘いカルピスと合わせて、春の空気に虹をかけるような
甘酸っぱい味に仕上げています。

いちごが染まる

・紅茶(ハチミツ入り):3
・炭酸水:3
・ルジェ:1
※先にアイスティーソーダを作ってから、そこにイチゴのリキュールを垂らす

国産のハイレゾなイチゴは使用しませんが、
限りなくハイレゾに近いおいしさを目指しました。
紅茶の紅といちごの赤が交わって見目麗しいです。

シナモン(都市と家庭と煙茶)

・紅茶(ハチミツ入り):5
・ファイヤーボール:1
・サザンカンフォート:1
※紅茶に氷と酒を入れてステア

2012年の公式イベント「お茶でも飲みましょう」で提供された「煙茶」。
そのレシピに、シナモン風味のウイスキーをマッシュアップしました。
口当たりはいいけど度数はスーパーヒーロー級。ご自愛ください。
[asin:B004CYZ7ZI:detail]

サザンカンフォート 21度 [ リキュール 750ml ]

サザンカンフォート 21度 [ リキュール 750ml ]

  • SOUTHERN COMFORT(サザン カンフォート)
Amazon
 
 あと、最終候補まで残りつつも諸事情により没となった「フクロウの声が聞こえる」のレシピもせっかくなので載せておきます。

フクロウの声が聞こえる

・牛乳:5
・ハチミツ:小さじ0.5
・モーツァルト:1
・ファイアボール(シナモンウイスキー):0.5
※牛乳にハチミツを溶かし、氷と酒を入れてステア

チョコレートのリキュールに牛乳を合わせた黄金コンビ。
そこにハチミツとシナモン風味のウイスキーを加えたら、
混沌と秩序が一緒にあるカクテルになりました(大げさ)。

 

6.材料不足で早々に売り切れ(すみません)

 これらのオリジナルカクテル、想像を上回るペースでたくさんご注文いただきました。
 とくに好評だったのが「シナモン(都市と家庭と煙茶)」。これは元ネタにした煙茶のレシピが素晴らしいですし、紅茶ベースのカクテルにシナモンが合わないはずがないので、シナモンの香りが好きな人にはぜひオススメしたい。
 
 もちろん好評なのは有難い限りなのですが……これは反省点にも繋がってます。

 1日目の段階で材料がほぼ尽きてしまい、翌日の昼に慌てて追加分を購入できるお店を探しまわったのですが、なかなか見つからず困りました。何人かで手分けして探し、「シナモン」の材料であるサザンカンフォートとファイヤーボールはどうにか確保したものの、甘夏酒は別種の甘夏のお酒で代用し、ボルスキウイに至っては結局見つからず――。変わり種のリキュールを使う場合、こういうときに小回りがきかないのが難点ですな。ということで、2日目はオリジナルカクテルがすべて早々に完売してしまいました。

 ただ、「じゃあもっとたくさん材料を用意しておけばよかったね」って話でもないんですよね……。金銭的にも物理的にもリスクが大きいので。
 そんなわけで、もし次の機会があったとしてもどう改善すべきか悩ましいところなんですが、せめて参考になればとオリジナルカクテルのレシピを上に公開した次第です。簡単に作れるので、よければお試しください。
 あと、万が一「自分のイベントやお店でもこのカクテルを提供したい!」という場合もぜひご自由にどうぞ。オープンソースにしますが、ひとことご連絡だけいただけると嬉しいです。
 

【7】おみやげについて

 今回のおみやげ。察しのついた人も多かったと思いますが、こちら。「合法的電子回路」でした。

 会場内のデコレーションにも使えるし、そのままおみやげとしてお持ち帰りいただけるし、たくさんあればあるだけ盛り上がるはず。というわけで、去年のフジロック前に108個ほど個人輸入してたんですが、今回あらためて216個ほど追加購入しました。業者か。

 事前の電池入れ作業が間に合わず、結局当日の開場直前にいろいろな人に手伝ってもらっちゃうことに。ご迷惑をおかけしました……。
 

 んで、デコレーション班にがんばっていただいた結果がこちら。ありがとうございます。
 イベント初日は入場時に1人1個ずつ配布したんですが、2日目は午前5時の終了時に「飾ってあるやつを好きなだけ持ち帰ってください」と呼びかける方式をとりました。瞬く間になくなりましたね。後片付けが超楽ちんでした。
 途中でお帰りになったかたにも「持ち帰っていいですよ」と(気づいた範囲で)お伝えしましたが、けっこう漏れてしまってたかも。すみません。「2日目に行ったけど貰いそびれたぞ!」って人は、ひとこと言ってもらえれば何かの機会にお渡しします。
 

【8】「春の空気に虹をかけ」開幕後(つまりイベント直前)にやったこと

 今回のイベントは5/2,3の「春の空気に虹をかけ」武道館公演にあわせて開催しましたが、「春の空気に虹をかけ」自体は4/23の東京国際フォーラム公演からスタートしています。
 
 公演初日までどうにも予想がつかなかったのが、今回のライブの尺です。これまでの小沢氏のライブだと3時間越えもざらなので、時間が読めないこともあって今回はオールナイトイベントにしました。ただ、逆に終演が早すぎると、それはそれでこちらのイベント開始まで間が持たない不安もある。
 で、実際に蓋を開けてみたら……ご存知のとおりのタイトっぷりでした。開演から終演までほぼ2時間。
 5/2の開演が19時、5/3の開演が18時だから、多少押したとしても終演は21時前後。武道館からスターラウンジまでは30分もあれば行けるので、2時間以上お待たせしてしまうことになります。できるだけ開場を早めたいところですが、スターラウンジでは日中に別のイベントが開催されており、その撤収後でなければ会場入りできません。せめて少しでも早く開場しようと、0時スタート⇒23時30分スタートに急遽変更しました。
 
 あと、今回のグッズに「春空シャボン玉ペンダント」があるにもかかわらず、全公演共通で「会場内シャボン玉禁止」だったのがもったいないなーと思ってました。

 そこで、ダメ元でスターラウンジさんにシャボン玉の可否を伺ってみたら、意外にもあっさりご快諾。本家のライブではシャボン玉禁止だけど非公式の当イベントではシャボン玉飛ばし放題、っていう逆転現象のなか、「春空シャボン玉ペンダント」を買った人や、さらにはマイシャボン玉持参の人まで、みなさん山のように泡を飛ばしておられました。記念撮影するときのエフェクト的にも役立ったようです。
 

【9】大阪(4/29)の模様

 イベント当日の様子を振りかえる前に、大阪の話をしましょう。
 4月29日の大阪城ホール公演の後も、打ち上げをおこないました。ただ、僕は大阪の土地勘がないので、大阪のかたの主催のもとで便乗させていただいたような形。大阪城ホール公演まで1週間を切ってから打合せを始めたのですが、とんとん拍子に準備が進み(僕は完全におんぶにだっこでしたが)、当日は20人以上が道頓堀周辺で集まりました。
 道頓堀の日曜の夜は静か……なはずがなく、おポリスさんが出動するトラブルを路上で目の当たりにする場面もありましたが、初対面の人にたくさんお会いできて嬉しかった!

 僕は途中で帰ってしまいましたが、半分くらいの人は朝まで楽しまれていたようです。次に機会があれば大阪でも大規模なイベントを開催してほしいですね!
 

【10】1日目(5/2)の模様

 ここからは2日間の具体的な振りかえりです。
 初日は雨。
 ライブ前からうっすらとパラついてましたが、終演後にはなかなかの勢いになってました。武道館から九段下駅までの道のりが詰まりまくり。
 
 雨で移動に時間がかかったこともあり、アレコレしているうちに時計を見たら22時を軽くまわっていて焦りました。けっきょく、初日は23時30分をちょっとオーバーしたタイミングで開場。お待たせしてしまったかたすみません。
 事前に予約を募っていたとはいえ、こんな大雨の夜にちゃんとご来場いただけるかしら……と正直不安でしたが、開場と同時に入場(つまり開場待ち)のかたが何人もおられて感激でした。というか記念すべき1人目が大学時代の先輩で笑いました*5
 

 最初こそ人数もまばらでみなさん緊張したご様子だった気がしますが、だんだん会場の熱量も上がってきて、踊りたい人にもゆっくり過ごしたい人にも楽しんでいただけた……なら幸いです。
 ただ、DJ卓がステージの上にあったので、良くも悪くも「DJが主役」といった状態になってしまったのも事実。「DJイベントではない」という触れこみに対し、そのあたりの軸がぶれちゃった感はあります。会場のレイアウト的にも、座ってゆっくり過ごすエリアと踊りたい人が踊りまくるエリアがかち合ってしまったかもしれません。このあたりは翌日への反省点となりました。
 
 あと、個人的に面白かった(けどその面白さが第三者に伝わるかどうか怪しい)話。
 知っている人は知っているとある会社*6の社長と社員にそれぞれお越しいただいたんですが、午前2時頃にフロアで佇んでいる社員の姿を社長が一眼レフでパシャパシャと連写している光景に遭遇し、いたく衝撃を受けました。どんな会社なんだ……。
 

【11】2日目(5/3)の模様


 2日目は予約者と飛び入りのかたを合わせて80名超の人にお越しいただけました。初日のざっと倍。
 
 前日の経験から、DJ卓をステージではなく専用のDJブース*7へ移動。これで当初の意図にあった「踊りたい人もゆっくり過ごしたい人も一緒にある世界」はわりと実現できたかなと思います。
 
 初日も2日目も、ほんとうにたくさんの人にお越しいただけて嬉しかったです。長らくごぶさたしていた人や、ネットで交流はあっても初対面のかた、それにたまたま告知を見てお越しくださったかたがた。皆さまありがとうございます。
 

 ライブ会場でもいつも「こんなにたくさんの人が小沢健二の音楽を聴いているんだなあ」としみじみしちゃうんですが、今回みたいなイベントの空間で一人ひとりとお話しさせていただくとまた感慨もひとしおです。
 個人的には、多くの人から「いつもTwitterやブログ読んでます」とお声かけいただけたのが嬉しくも不思議な感覚でした。普段は数名の人からたまーにご感想をいただくくらい*8なので、「あ、こんなにいろんな人のところに届いてるんだな」と実感できる機会は今回のライブ*9とイベントが初めてでした。
 ただ、中には「もうちょっといろんな人と話をしたかった」「ネットで交流のある人に挨拶しそびれてしまった」といった感想の人もおられるのでは……と心配ですし、僕自身もっと多くの人とお話ししたかった。なので、次の機会があれば、そのあたりはもうちょっと改善&工夫したいです。
 

【12】「次の機会」はいつ?

 そもそも、「次の機会」があるか、ですが――それはもう小沢氏がライブをやるかどうかにかかってます。としか言いようがないです。何年後になるかわかりませんが、そのときの僕に気力があれば開催する。やも。
 
 ただ、今回開催したことで得られたノウハウや、逆に実現できなかったネタもいろいろあるので、できるだけ前向きに考えていきたいです。
 それと、興味はあれどオールナイトなので参加できなかった、という声も少なからず耳にしたので、次は昼間でもいいかもしれませんね。
 「もし次回があるならこうしてほしい」というご要望などあれば、本記事のコメント欄やTwitterのDM、メール等々にてお寄せいただけると幸いです!
 
 あと、「2デイズなんてよく体力もちますね」みたいなこともいろんな人に言われましたが、僕自身は「武道館で元気になる⇒イベントで朝まで楽しむ⇒軽く寝る⇒武道館で元気になる⇒イベントで朝まで楽しむ」の永久機関が稼動していたので全然楽勝でした。僕はこんなテンションで乗り切れましたが、お手伝いいただいた方々にも本当に感謝です。
 

【13】アンケート結果について

 さて。本編は以上ですが――むしろここから先が一番お読みいただきたい部分です。
 
 今回、予約を受け付ける際にアンケートをとりました。
 質問項目が多い&回答に時間がかかるような質問ばかりだったんですが、多くのかたにしっかりとご回答いただけました。本当にありがとうございます。
 
 ほんとはこのアンケート結果を集計して会場内で掲示できれば――と思ったんですが、イベント開催間際のお申し込みが多かった&イベント直前はやることが多くて手が回らず、で集計する時間がとれず。すみません。
 ただ、このアンケートの回答がめちゃくちゃ面白かったので、独り占めするにはあまりにもったいない。というわけで、集計結果とともに、回答の内容も(個人が特定されない範囲で)以下に掲載いたします。
(万が一、「自分のこの回答は消して!」っていうものがあればご連絡ください。すぐに消します!)
 
 (自分が書いた文章じゃないので)しつこいくらいに強調しますが、ほんっとに面白いです。とくに最後の「ファンになったきっかけ」。
 ozkn.net(オーセッタカーエネプントネット)*10の終了が2013年の4月25日ですから、もう5年以上前になります。もし今ozkn.netみたいなものがあったら、また違う人たちの違う投稿が集まるんだろうなあ……と、皆さまの回答をExcelで取りまとめながら思いました。
 それではどうぞ。
 

アンケートの回答(集計編)

 選択肢でご回答いただいたものの集計結果です。総回答者数は91名ですが、これは2日連続で参加したかたも含む延べ人数なので、質問によって有効回答数は異なります。1問あたりの総回答数はおおむね80件くらい。

1.性別


 アンケートでは(北の丸)女子が多数派ですが、実際の現地での体感ではけっこう(北の丸)男子が多いな、って印象でした。

2.年代


 は、幅広い! いわゆる「オザケン世代」は30代後半以上だと思うんですが、これを見てもわかるように、今回は「オザケン世代」ではない、いわば「満島世代」もかなり多かったです。

3.イベントを知ったきっかけ


 「知り合いに聞いた」という人が意外に多い。「誰と(もしくは1人で)行きますか?」って質問があってもよかったかも。

4.当日、武道館ではどちらの席から観ますか?


 アリーナ(砂かぶり&アリーナ指定S)率が50%超。そして、意外に多い2000円席。いろんな人に「どこから観ました?」と訊いてまわりましたが、場所によっていろいろとライブの見え方が違ったようで面白かったです。

5.本イベントへ来場できる可能性は?


 この質問、「10%」とか「0%」とかも選択肢に入れてたんですが、さすがにそんな回答をする人はいなかったですね。ありがとうございます。

6.やりたいこと・期待していること


 うまくご期待に応えることができたでしょうか……。

7.あなたの心のベストテン第一位は?


 1位と2位、今回のライブでやってねえ! 3位以下はだいたいセットリストに入ってましたね。「ラブリー」と「甘夏組曲」と「オナラで月までいけたらいいな」がまさかの同率。

8.行ったことのあるライブ等


 90年代の参加率が意外に低く、逆に「いずれもなし」が15%と意外に高くてびっくり。

9.初めて行ったライブ


 「行ったことのあるライブ等」の結果が面白かったので、その投票結果をもとにこちらのグラフも作成しました。2010年以降の人が約7割! なにげにフジロックが初の人も少なくないですね。

10.「春空虹」へ行く日


 最終日は約9割の人が参加。さすがに「いずれも行かない」人はゼロでした。

11.「春空虹」へ行く回数


 「行く日」の回答をもとに集計しました。複数回行った人が大多数! 東京大阪の両方を制覇した全通の人も4分の1以上!
 

アンケートの回答(文章編)

※主催者宛の私信的なものは勝手ながら省略させていただきました

1.ご要望など
  • 要望なんてそんな贅沢なこと、あるわけありませんが、軽食に期待しています。あとキュウリが食べられません。

 

  • 持ち込みで考えてますが、虹色のスィーツ欲しいです。

 

  • 小沢くんの曲をひたすら聞いて、ライブの余韻に浸りたいです! ショッカーの皆様の、過去のライブの体験談など聞けたら嬉しいです。

 

  • かがりさんに握手してもらいたい

 

  • のんびり楽しい夜になるといいなと思います。

 

  • フォロワーさま、ぼっち参加同志にご挨拶など

 

  • 白ワインが飲みたいです。

 

  • レコジャケ・ジャケットに好きなジャケットを入れて写真を撮らせてもらえたら楽しいかなーと思いました。
    (大喜利大会になってしまう恐れ+ジャケットが痛んでしまったりする心配もあるので、あまり人数が多いと向かないかもしれません…思いついたので書かせてもらいました)

 

  • レコジャケ・ジャケットを見た瞬間にcorneliusの""star fruits""と""surf rider""を並べてみたい!と思ったんですが、即かがりくんがやってくれていて感動しました!!

 

  • 座れると嬉しいです

 

  • コンサートのセットリストを振り返り、余韻に浸りたい。

 

  • ブログ等を拝読致しましたが、既に至れり尽くせりな内容とお見受け致します。当日期待しております。

 

  • 東京恋愛専科の、ばーらーばー♪をみんなでうたいたいです。

 

  • 一人参加した人がゆるっと集まれるようなエリアがあると嬉しいです。

 

  • 200%行くつもりでしたが昨日 吐いて吐いて吐いて。。今日は吐いてませんが食欲まだなくて たぶんライブで体調不良なんか小沢健二 我らが健二さんに会っただけで え?何が?てくらい治ってると思います。 会場に ノンアルコールで温かい飲み物あれば 胃腸が弱ってるあたしにはありがたい。

 

  • シンプルなお酒、ビールハイボールなどがあるとありがたし。

 

  • 名札があればいいのかもしれないです。ツイッターのあの方だわーって思えるので。しゃべりかけやすくなりそうです。

 

  • フリッパーズからぼんやり小沢くんを見てきた40代、体力は衰えております、できればまったりと椅子に座って夢のようにまどろみたいです。うっかり踊り明かすかもしれませんが…。

 

2.意気込み・メッセージなど
  • オザケンが流れ続けるすごくホットな空間にどうしても行きたくなりました!何卒よろしくお願いします。

 

  • 小沢健二のライブ後にファンが集まって小沢健二を語るイベントなど、今回を逃すとない気がするので思い切って参加しますね。

 

  • お手伝い何かあればがんばります。

 

  • 若者が一人で行くので心配ですが楽しみたいです

 

  • すてきなイベントを企画して下さりありがとうございます!

 

  • 今日は安室ちゃんとかぶっていて、小沢さんより先に行くことになっていたので武道館に行くことが出来ません。木曜日の仕事が早いのですが、開催場所が近所なのでちらっと伺ってみたいと思っています。いろいろ準備ありがとうございます。

 

  • 小沢健二好き仲間が増えたら嬉しいです

 

  • とてもステキな企画、ありがとうございます スペシャルな二日間の夜をつなぐ 楽しみにしています!

 

  • 1人ですがよろしくお願いします!

 

  • おざ犬さんもいらっしゃったら握手してもらいたい

 

  • 春の空気の余韻の砂を楽しみたいです!

 

  • 田舎から行くし、そんなにおしゃれな人間ではないのですが、楽しめたらいいなと思います。

 

  • おざカルトQ 生演奏

 

  • 企画して下さり、ありがとうございます!周りにショッカーがいないため、ぼっち遠征です♪小沢君や渋谷系のファン歴は長く深く、私の生きる支えです!同じ趣味の友達ができるといいな☆ 楽しみにしてます♡

 

  • 一人参加なので若干不安もありますがよろしくお願い致します。

 

  • 準備お疲れさまです! 事前でも当日でも、何かお手伝いできることがあればしますのでご遠慮なく。

 

  • 2日目は体力次第+途中までの参加になるかもしれませんが行きたいと思っています!

 

  • オールナイトイベントなんて10何年振りのオジサンですが、せっかくですので楽しみたいと思います。当日仕事帰りなのでスーツ姿で参加予定と場違いかもしれませんが、温かい目で見て下さい。

 

  • とにかく語りたい♪

 

  • 一人参加です! ビバラロックあがりなので結構体はボロボロですがやらなきゃ悔いが残ると思うので。軽くうわっつきながら朝以降(ラ・フォル・ジュルネ終日参加)のことも楽しみになので省エネ参加になるとは思います。

 

  • 当日ちょっとしか参加出来ないかと思いますが、よろしくお願いします〜〜

 

  • 素敵な企画をありがとうございます! オザ友できたら嬉しいです

 

  • 企画ありがとうございます。普段、こういうのは苦手だけど、今回は勇気を出して申し込みました!

 

  • 一人で参加予定です。何卒宜しくお願いします。

 

  • オザ友がいないので、ぜひとも喜びを分かち合える友だちをつくりたい!楽しみにしてます!

 

  • 人見知りなのに一人参加だし、お酒は強そうなのに飲めないし、若い頃から徹夜が苦手でどんなに楽しいときでも寝落ちしてしまうし、不安でいっぱいです。でも、喜びを他の誰かと分かちあう!ために勇気を出して歩かなくちゃ 上を向いて胸をはってと思って参加します。

 

  • 企画ありがとうございます。よろしくお願いします。

 

  • 初めまして<(_ _*)> 周りに小沢健二さんの話しを話せる人が少ないので、色々と話せるような人達と知り合えたら嬉しいです。あまり詳しくないですが、よろしくお願い致します。

 

  • 大阪行きました。武道館はスケジュール合わず行けないので感想聞きたいです!

 

  • 素敵な企画ありがとうございます 物語の始まりには丁度いい季節ですね(^^)

 

  • 島根に住んでて周りにオザワファンがいないので楽しみです。

 

  • まわりに小沢健二に熱いひとに出会うこと なかなか全くありません。オザT着て地元を歩いてみても、どこかにショッカーいないかしら。。と思いながら歩いていても会えないものです。見かけたこともありません。会場でショッカーの皆さんと小沢熱語りたいです

 

  • ひとりでの参加です。ファンの方がたとお話しできるのを楽しみにしています

 

  • どうしてもいきたくて参加します。といっても終電までですがー

 

  • 一人参加で少々不安ですが、楽しみたいです!宜しくお願いします!

 

  • どうぞよろしくお願いします!

 

  • 一人で参加予定です、上野にホテルはとりましたが、小沢くんイベントに参加してみたかったんです! 体力勝負です。負けそうです。遠くからかがりさんはじめさまざまなショッカーのみなさまを拝見してみたかった、というのもあります。

 

3.あなたが小沢健二さんのファンになった時期と、そのきっかけを教えてください
  • 音楽雑誌を購読してて1993年のソロデビュー広告を雑誌で見てから、フリッパーズの小沢デビューしたんだと思ってなんとなく立ち読み程度で追いかけてました

 

  • 大学生時代、親しい知人から小沢健二、フリッパーズギターを紹介され、中古レコードショップでCDを買ったのがきっかけでした。

 

  • 高校1年の頃、フリッパーズ・ギターの恋とマシンガンを聞いて以来。その後上京して初めて住んだアパートが、偶然にも小沢健二さんのご実家の近くだった!

 

  • 高校生。HEY!HEY!HEY!とかに出てるのをよくみてて。友達がフリッパーズマニアだった。

 

  • 第1時期→王子様時代(ライトなファン)
    第2時期→渡米してしばらくしてからようやく曲のよさに気づき真剣に聴き始める
    第3時期→魔法的ライブで更に好きになる
    以上です

 

  • 1994年頃に兄から「LIFE」を借りて聴き始めたことと、ちょうどOLIVEを読み始めたことで、自分の日常に小沢健二があるようになったから。

 

  • 94年ごろ大学生の時アルバイト先の有線で「愛し愛されて生きるのさ」が流れていてそこからファンになりました。女子と初めてLiveに行ったのもオザケン(笑)

 

  • 中学生の時(2011年)に雑誌の日本の名盤のコーナー、バンドマン、著名人から小沢健二という名前を何度も聞きました。嘸かしすごい人なんだろうなあと思い、聴いてみたらファンになりました。その時何度かラジオで聴いたことがあることに気づきました。

 

  • 金沢21世紀美術館公演のころです!

 
・最近知ったばかりです
 

  • LIFEの前後

 

  • 高1の時(1998年)、友達が好きだった
    その彼女にかりて、それからちゃんと聴き出すきっかけになった
    いつファンになったのかは、、あまりわかりません
    高校の時の友とは連絡をとっていないが、小沢健二の音楽はひとり、ずーーーーーっと聴き続けていて、、はっと歌詞の意味がわかったりすることをずーーーーっと本返し縫いのように

 

  • 小学5年生の時にLIFE発売、オザケン好きな姉にLIFEを毎日聞かされ好きになりました。子供だったのでライブには行けず。その後も好きだったが、高校生の頃からは活動休止状態だったので、フリッパーズやコーネリアス、元ネタをあさる毎日。復活(ひふみよ)以降は仕事が忙しくライブなどには行けず。昨年のフジロックが初参戦でした。

 

  • テレビでウキウキ通りのミュージックビデオが流れていて、それに一目惚れしたのがきっかけです。95年です。

 

  • 小沢君、アイドル時代からのファンです。当時は子育て真っ最中のためライブやコンサートへは行けませんでした。その分今爆発してます

 

  • フリッパーズギター解散直前に、友人からの強いオススメで。

 

  • 犬は吠えるがキャラバンは進む、の頃。

 

  • 1995年12月のMステの痛快ウキウキ通りを、予約で後日見た時から

 

  • 時期は1995年、高1だったと思います。弟の部屋に転がっていた弟の友達のLIFEを手にとってみたのが運命の始まりでした。そのLIFEは今も私が持ったまま。ゴメンね借りパク。でも運命の1枚だから返せない。

 

  • 渋谷系などにハマって、小沢くんやフリッパーズも聞き直して行ったような気がします。

 

  • 私が小学生か中学生の頃、兄がフリッパーズ・ギターを聴いていて、その影響で。オリーブは愛読書でした。

 

  • 2004年頃。球体とエクレクの良さ

 

  • ライブでフリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」を聴いて、全身に衝撃が走りました♪ なかなかコンサートも行けず、CDやオリーブを買い集めてウキウキしてました☆

 

  • フリッパーズを好きになったのが96年。友人から勧められて。小沢ソロはリアルタイムのもの(90年代後半の音源)以外はあまり聴いていませんでした。ソロを本格的に聴くようになったのは02年頃から。好きな人が小沢ファンだったため。

 

  • 1995年の紅白歌合戦。大物をバックに堂々と楽しそうに歌う姿に衝撃を受けて。

 

  • 学生時代、YMO→電気グルーヴ→コーネリアスって音楽変遷のなかで、当時アイドル視されていた小沢健二はなんか避けていたけど(その割りにはエキセントリックな言動とかは気にしていたけど)、同じ音楽趣向を持つ友人に「小沢も聴きなよ」と言われて『犬は吠えるがキャラバンは進む』と『LIFE』を買って聴いたのが、小沢健二と正面から向き合い始めたきっかけです。

 

  • 95年ごろ、テレビでラブリーを楽しそうに歌うオザケンを観て。
    →96年ライブでさらに♡ 付け鼻と紙吹雪♡

 

  • 15歳の頃CDショップで強い気持ち強い愛で初めて存在をしりました。16歳の頃にはBOON見ながらファッションを真似、CDを聞きながら街を歩いてました。その間に何があったのかは覚えていません。

 

  • 小学生の頃、母が持っていた「さよならなんて云えないよ」の8cmCDを聴いて

 

  • 2年くらい前、「LIFE」という名盤を聴いてみたいと急に思い立ったため

 

  • Hey! Hey! Hey!のエンディング曲、戦場のボーイズライフが耳に残って。また、仲良しの友達からLIFEを借りて。

 

  • 中学時代、友達にLIFEを薦められて。

 

  • 大学3年生くらいの時にある人のiPodに入っていた小沢さんの曲を改めて聴いて(当時は小学生くらいなので有名曲は知っているといった程度だった)いいなあと思い、それからハマっていった気がします。

 

  • 友だちとのカラオケ。友人が歌うラブリーをバックにPV観てたときは、いけすかないナルシストだなあと思っていた。
    その後、好きなアニメの非公式動画で恋とマシンガンを聴きフリッパーズギターにハマり、Wikipediaのメンバー欄にあのいけすかないナルシストもいて驚愕することになる。

 

  • LIFEの頃。自然に耳に入ってくる機会が多く、ちょっといいかなと思ってアルバムを入手したら、曲も歌詞も聴けば聴くほど好きになっていきました。2004年前後から自分の中の第二次小沢ブームがきて、今に至っています。

 

  • 10代の頃。フリッパーズを聴いて。当時より断然小沢派。ソロデビューするときは、CDショップ勤務の友人に頼ま込みサンプルCDを貰い、聴き込みました。その時からの友人と今回は伺う予定です。

 

  • 91年春フリッパーズに出会い(たぶんあまり見ないテレビがついていてCMソングがフリッパーズってあったんです)今に至るまでファン。

 

  • ブギーバックがリリースされた頃、ラジオから流れたブギーバックを聴いてファンになりました。

 

  • 1990年 フリッパーズ・ギターの恋とマシンガンのサンプル盤を聞いた時

 

  • 90年代、ほぼ同世代です。フリッパーズはいつからというレベルではなく気づいたときにはスーパースターでした(最初に知ったのは宝島かな?)

 

  • 私は今27歳で、23歳の時に失恋し世界を旅したのですが、ふと流れた曲が小沢氏の曲で、おおお、これは…よい…と思ったのがきっかけです。
    余談ですが景色が良いところでは「カウボーイ疾走」をずっと聞いていましたし、晴れた日の朝の民宿のドアから旧市街までの道は「暗闇から手を伸ばせ」を聞いていました。まぶしっ。

 

  • 小6のときに長距離バスのなかで流れていたブギーバックを聴いてゾクッと風邪ひいたみたいになって熱に浮かれて好きになりました。その熱は25年経った今でも引いていません。

 

  • 好きと認識したのは5、6歳くらいで、音楽を聴き始めたのは20歳くらいです。もっとちゃんと聴き始めたのは流動体発売から。ポンキッキーズをみて好きになりました。

 

  • 2008年に知り合った10歳年上の方がスチャダラパーと小沢健二を教えてくれました。LIFEを聞いたのをキッカケにズブズブです。

 

  • 姉がフリッパーズギターを聞き、LIFEを兄が聞いていて知り、何年か経ち時々小沢健二さんをドライブで聴いていて今の妻がハマりひふみよツアーに行きたいと言い出し初めて僕もライブに行き本当のファンになりました。

 

  • 月9のダウンタウンの歌番組。レビュー96参加しました。

 

  • フリッパーズギターが死ぬほど好きでした。

 

  • フリッパーズギター解散時期から存在を知り ソロになられ 何からでしょう テレビのインタビューだったか 小沢くんの発言にハート撃ち抜かれました。衝撃。発言から この人の歌どんな歌だ⁉て興味を持ち 今もなお20年以上ハート持ってかれてます。

 

  • 昔々のことです

 

  • 数年前いいともに出ていた小沢さんの弾き語りをみて。

 

  • 今夜はブギーバックがテレビで流れていたころ。小山田くんの声に似てるなーと思い。

 

  • フリッパーズから、先輩からアルバム教えてもらった

 

  • 1990年。高校2年。友達の家でフリッパーズの「海へ行くつもりじゃなかった」を聴いてから全てが始まりました。

 

  • 高校生のフリッパーズの時から

 

  • こーこーの友達からフリッパーズギターを勧められて、CD聴くとこから始まって解散&ソロから小沢くんも小山田くんもどハマりした大学時代〜

 

  • 93年ごろ、ラジオで「暗闇から手を伸ばせ」「愛し愛されて生きるのさ」を聴いて好きになりました。その後フリッパーズギターまで遡って聴きまくりました。

 

  • 最初の出会いはフリッパーズの 恋とマシンガン でした。が、ライブに行くこともなく解散。名前もうろ覚え。ため息ついてる頃、ふと立ち寄ったCD屋さんでたまたま目に入った 犬は吠えるがキャラバンは進む を手にとって、「これはフリッパーズの彼じゃないか?!」と一瞬で気づいて購入。あれ以来魔法にかかっているようです。

 

  • 小沢さんを好きになったのは2008〜9年ごろ(13歳くらい)で、それより以前から60〜90年代の音楽が好きだったので、自然と行き着いた感じです。

 

  • 2016年秋頃です、サンクラ漁ってた時『それはちょっと』を聴いたのがキッカケです。

 以上!
 個人が特定されないよう回答だけを抜きだして箇条書きしてますが、(とくに最後の質問は)人それぞれの人生や性格が伺えてすっごく面白いです。ご回答くださったみなさん、重ね重ねありがとうございました!

*1:具体的には「接吻」とか「ベイビィ・ポータブル・ロック」とか

*2:自作フリッパーズTシャツを着てきた10代の2人組がいてのけぞりました

*3:パワポDJをやったことのある人はそこそこいそうな気もしますが

*4:タクシー会社に電話したら無事に保管されていたので事なきを得ましたが……ご迷惑をおかけしました

*5:こちらの先輩、大学を卒業して以来、ライブ会場でばったり遭遇する形でしか再会してません。僕から「こういうイベントを開催します」って連絡もしたわけでもなかったので、個人的には超驚きました

*6:今回の武道館公演にお花を贈られていましたね

*7:スターラウンジでは、ステージとはまた別の裏方っぽい位置にDJブースがあるのです

*8:もちろん、これもすっごく嬉しいです

*9:レコジャケ・ジャケットのおかげで異様に目立っており、面識のない人からも話しかけられまくった

*10:2012年のライブ「東京の街が奏でる」終演後、1年間限定で投稿を受け付けていた小沢氏公式のTumber。最初はライブの感想が中心でしたが、日々の話題や写真・イラストなどなんでもありで、いま見てみてもすごく楽しい