はじめに
2016年1月20日に渋谷クラブクアトロで行われた、
小沢健二さんのツアー「魔法的」の発表&朗読会の実況レポートです。
「書き起こし」ではなく、あくまで「実況」です。
リアルタイムで実況ツイートしていたので、漏れ・誤りも多々あります。
覚えている限りで補足・注記等を加えていますが、
それでも内容を網羅しきれてはいないので、その点どうかご容赦ください。
※6/3追記:
現在行われている「魔法的」ツアーのグッズで、「魔法的モノローグ台本+4+2」という本が販売されています。
本レポートで実況した朗読(モノローグ)の内容がすべて載っています。
実況では追い切れなかった部分や、誤字脱字等もありますし、何より本の作りが布張りでとても綺麗です。興味を持たれた方はぜひ。
※2/26追記:
「2016年のリラックス。」の特集記事を参考に、朗読の章題を修正しました。
Togetterでも同内容のまとめを作っていますが、Togetterだとページ数が多くなってしまい読みづらく感じたので、はてなブログへ移植しました。内容自体はまったく同じですので、お好みのほうでどうぞ。
目次
19日午後、突然の告知
「小沢健二 魔法的 あす1月20日午後3時 渋谷クアトロ」謎のポスターが登場 - 音楽ナタリー https://t.co/RfxR1ANmrz あわわわわわわわわああわわ #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月19日
日本時間15時は、NYでは午前1時。(NYでも日本でもないところにいるのかもしれないけど)Skypeの可能性は低い…かな…? #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月19日
しかし、たった1枚のポスターで多くの人をこんなにざわざわさせてしまう、この行為自体がとても“魔法的”だなと思います #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月19日
ひふみよでリンク貼られてるってことはInstagramのozknistaも公式アカウントっぽいね。もう驚かないけど、公式に使われている #ozkn のハッシュタグを考えたのは僕です、あらためてささやかに主張しておきます
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月19日
20日、渋谷クラブクアトロにて
お茶会以来のクアトロだ
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
1Fも外もすごい熱気だ #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ステージの中央にぽつんと、シンプルな木の椅子と机。横からマイクスタンドが伸びています。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ステージの左右の端にもマイクスタンドが1本ずつ。ただ、こちらのマイクは客席に向いています #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ステージから向かって左手側の壁にスクリーン(ステージ上にはスクリーンなし)。このスクリーンも使うのかな? #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ステージにタケイグッドマンさんが(ペットボトルの水を置きに)登場。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
物販は以下。
- 「魔法的リバース・ラグラン・旅程ティー」
- 「ヒコーキ・コー2016 ロング・ジョン」
- 「魔法的ステッカーA」
- 「魔法的ステッカーB」
ヒコーキ・コーのサンプルの横には、ロゴマークと“飛行する君と僕のために ——「魔法的」新曲”と書いてあります。
今回の目玉グッズ、ロング・ジョンの実物です。タグがかわいいので、着るのがもったいない。ツアーでも売られるのかな? #ozkn pic.twitter.com/XmZiWMnDXs
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月21日
会場が暗転し、開演
※自分のいた位置からスクリーンがあまり見えなかったのですが(あわてて見える位置に移動した)、暗転と同時に、ライブ映像を時系列順にカットアップしたものが上映されました。ライブの年・会場名のテロップ付き。個々の映像は数十秒程度。「超LIFE」でも使われていたような、記録用(?)の固定カメラで撮られた映像が多かったです。
映像!過去の映像! #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
93、94年ゴロのライブ映像が流れてます #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※テロップを見逃しましたが、おそらく一発目はソロデビュー時のフリーライブの映像だったのかなと
(※追記:フリーライブよりもさらに前の日付だったとの情報あり)
95年武道館、96年尾道。2010年サンプラザ #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
2012年、オペラシティのメトロノーム。東京の街が奏でるを演奏中の、影絵。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
てらすー #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
オペラシティ、メトロノームの音とともに「神秘的」。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
映像が終わり、ポスターにも使われているマークが大写しに。そしてステージに照明が向けられ……
※以降のツイートは、基本的には小沢さんの発言の内容の書き起こしです(実況の都合でカギ括弧はほぼ省略)
※欄外のカギ括弧「」で括った部分は小沢さんの発言の補足。注釈は※付きの斜体で書いていきます。
開口一番、ツアーの告知
ステージに小沢さん!「5月6月にツアーをやります!新曲をたくさんやろうと思います。おなじみの曲もやりますが、帰り道には新曲が印象に残っていると思います。ZEPPを中心にオールスタンディング。最終日は着席。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「ツアーをやります。5月、6月。新しい曲をたくさん、やります。おなじみの曲もやりますが、帰り道に体に残っているのは、新しい曲たちだと思います。バンド編成で、最終日以外すべて、スタンディングの会場です。歌詞と、メロディーと、バンドの音と、友だちのいる、いつも新しい、場所へ。」
※ここのツアー内容の説明ですが、正確には公式サイトにも書かれている↑の文章そのままの読み上げだったと思います。
「ツアータイトルは『魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ』。全部アルファベットが入ります」
※「『東京の街が奏でる』は東京オペラシティ一箇所だけだったので遠くの方はなかなか来られなかったですが、今回は全国をまわります」といった旨の話もありました。
※ステージ上の小沢さんは、手作り感のあるマスカレードみたいな感じのマスクを付けてました。ナタリーの記事に掲載されている、鳥飼茜さんのイラストでイメージが掴めるかと。
http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/173070/image_id/513142
朗読なし。曲をたくさんやります。
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
熱く熱くやれたらと思います。
発表はネットでは無く、今回は客席にもステージも思い出の多い、ここ渋谷クアトロで。 #ozkn
序盤の話でツイートしそびれた話題。「(今回の客席の配置は)前のほうがゲストパス(を持っている関係者席)で、後ろのほうが一般入場者。客席と普通と逆。でもこれが真実かなと」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※ここで、早朝からクアトロに駆けつけた一般入場者への感謝の旨、クアトロへ来たけど入られなかった方への気づかいの言葉も述べられていました。
※21日朝にひふみよへアクセスしたところ、べージの最上部にも同様の旨の言葉が書かれていました。(以下、ひふみよより引用)
「クアトロに足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。いっぱいになってしまって、ごめんなさい。でも、会場の外の渋谷の街からも、中からも、胸いっぱいにエネルギーをいただきました。そして、インターネッツで見ていてくださった皆さん、ありがとう。ツアーでは、一緒に熱く、熱くなりたいと思ってます。本当に、ありがとう。1月21日 東京 小沢健二」
「ツアーの話は、これくらいにして……」
今日はツアーではやらない朗読をやります。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
(朗読前の発言)「今回の朗読の一部は、友人のラジオで流れるかも知れません」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※以下、見出し部分で、カギ括弧「」で括ったのが朗読のタイトル。ダブルクオーテーション“”で括ったのが朗読の章題(たぶん)です。誤っていたらすみません。
「擬音語は子どもの遊び場」
朗読。「擬音語は、子供の遊び場。」「凛音・小沢・コールは擬音を多く話す。じゃぶじゃぶとか、ばんばんとか。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※小沢健二さんの息子、凛音(りおん)くんの愛称は「りーりー」。
「りーりーは、日本語と英語を半々くらいで使う」
りーりーが好きな言葉は「あむする」。食べるという意味。ひそひそ声でいう「ぱぱ、ちょっと話が。ベーグル、あむしたい」あむ、は、ベーグルにぴったりの言葉。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「あむする」の発音は、「ラスカル」みたいな感じです。
英語の擬音語は美しく豊かだけど、日本語のように「〜〜する」と無限に言うことはない #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※この「~~する」というのは、「擬音+する」の組合せ、という意味だったと思います。「パクパクする」みたいな。
「風の歌を聴け」を英訳した人は、日本語の擬音を幼い娘さんにきいたそうだ #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「風の歌を聴け」は村上春樹さんのデビュー作。
訳者の方の名前も挙げられていたのですが、メモしそびれてしまいました…。↓の訳者のTed Goossenさんかな?
http://www.amazon.com/dp/0385352123/
小沢さんが「MONKEY」に寄稿した「赤い山から銀貨が出てくる」も、同じ方が英訳されているそうです。
“「ある」と「ない」”
「みんながりーりーのことを『りーりー』と呼ぶなか、うちの近所に住む、ゆまちゃんだけは、りーりーのことを『りおんくん、りおんくん』と呼んでいる」
近所に住んでるゆまちゃん(日本語と英語を半々で話す)は、よく「あるない」という。「牛乳はあるない」とか。「milk is not here」、牛乳はある、ない、ここに。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「あるない」の発音は、「合わない」みたいな感じです。
「ある」を意識しなければ「ない」もないのか。贅沢な暮らしをしている人は、何をしても物足りないというけど。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「ないある」なのか。待てよ、では「あるある」とは?今度、ゆまちゃんに訊いてみようとおもう #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“日本語のために、ひとつ”
一方りーりーは、「not good」とよく言う。妻によると「not goodはすごく日本語っぽい」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「日本人の僕たちからすると『not good』は英語らしい言葉に聞こえるが…」
「アメリカ英語はもっと断定的なので、妻は『曖昧なnot good(良くはない)は日本語っぽい』という」
ちなみに英語でも、妻の母はイギリス英語なので、すごく遠回しに言ってくる「健二さん、台所の水を、ちょっと、多すぎない程度に… #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※この「…」の後にも、回り道した表現がいくつか続き、客席で笑いが起きていました
“音で似顔絵を描く”
「ネイティブの発音では〜」という言い方、苦手だ。まるで関東の大学で話す日本語をネイティブと言うみたいだ。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
子供は、じーっと音を聞いて、その言葉を捕らえる。そこには、文字も規則も無い。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
音で、音で似顔絵の描くように。子供はお水を「おみじゅ」という。「おぎず」とはならない。「み」が特徴。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
りーりーが英語のwaterの似顔絵を描くと、「ウォーター」とはならない。「わどお」。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「わどお」の発音は、「華道」「茶道」みたいな感じです。
日本で英語を習った僕らには、「わどお」と言う勇気は無い。勇気を振り絞って、「わどお」と言って欲しい。きっと「Oh,OK!」と言ってくれる。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「勇気を〜」の前に、「アメリカのレストランで、“飲み物はどうしますか?(小沢さんは実際は英語で喋ってました)”と訊かれたときに、学校で習った英語も外来語の「ウォーター」も忘れて、」というフレーズあり
“外来語も、音の似顔絵”
外来語も、音の似顔絵。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
音の似顔絵をうまく捉えた外来語がある。たとえば「メリケン」。「アメリカン」よりもよく捉えてる。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「『メリケン』は、明治時代に英語を聴き慣れない人が『American』と聞いて『めりけん、みたいに聞こえるな』と思ったのだろう」
“外来語の言い方をなおすことについて。”
外来語の言い方を直すことについて。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
一つの原語の中には限られた音しかない。そこからモンタージュ写真を作るようなもの。だから外来語が改良されたりする #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
僕が日本にいたころは会議室を「コンファレンスルーム」と言ったが、「カンファレンス」というようになった。最近は「カンファランス」となるらしい #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
でも、それ、どこまで続けるんだろうと思う。今度は「ランス」の部分が日本語っぽいよねー、と「カンファ」になるんだろうか #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「カンファラ」だったかもしれません。
まだ昭和っぽい外来語はある。たとえば「コンプライアンス」。「カンプラインス」とか。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“母音のオを、アに変える”
母音の「お」を「あ」に変えるとアメリカっぽくなる。たとえばナイスボディー⇒ナイスバディー #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ホットをハットと言うことはあるのだろうか。ポップはパップ。「今度の新曲、パットだね!」iPodはiPadになってしまう。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※ × パットだね ⇒ ○ パップだね
「もう別の製品だ。それでアイポッドをアイフォッにするとiPhoneの行き場がなくなってしまう」
「ソックス」は「サックス」。楽器のサックスと混ざるのでサックスを変えると、サックスはセックスになってしまう #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「そうなると、『セックス』の行き場がなくなってしまう(会場笑い)」
「そんな文章を書きながら、」
成田に向かう途中でJFKにて荷物にはるシールを書いていたら「スティッカー」と書いてあった。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「もう、外来語を直すのはやめませんか?」
※「ホットコーヒー」を例に、「僕は外来語が好きだ」、という旨の話がこの辺りでありました。
外国でプレイステーションのCMが流れると「ああいいなと思う。(カタカナ発音で)プレイステーション」。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
アメリカをUSと言う人がいる。「USのラップ」みたいに #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“オーケー、ジャパン”
そんなにアメリカ人みたいに発音したいだろうか。「ホットコーヒー」はそんなに昭和でイヤだろうか。そうか、オーケージャパン、そういう世界にいこう。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ポール・ニューマンをパールニューマン、ローソンをラースン。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
(パール・ニューマンの後に)「ロバート・レッドフォードはロバレッフォー(※もっと違う発音だったかも…)。ローソンは…これは前に書いたから知っている人もいるかも。(客席へ呼びかけるように)ローソンは…?」
客席「ラースン」
その世界では、水を「わどお」というのだ。いいか渋谷。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「いいか渋谷」は、音楽のライブで客席を煽るような感じでした。
「いいですか、わ、ど、お、です。僕が何か言ったら『わどお』と返してください」
小沢「ミネラル」会場「わどお!」小沢「カルピス」会場「わどお!」小沢「スモークオンザ」会場「わどお!」小沢「やっぱり何か違う気がする」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※この一連のコールアンドレスポンス、2回繰り返しました。
※ここで(おそらく)1本目の朗読は終了です
小沢「すみません、録音しているので何か緊張して…次の朗読はちょっと難しいかも #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※この日の小沢さんの朗読は、緊張した様子でところどころ噛んでいる箇所があったので、それを踏まえての「すみません」でした。
※「ちょっと難しい内容かもしれないけど、それでも話してみたいと思います」みたいな前置きがありました。
「カスタマイズ」
朗読「カスタマイズ」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ここ最近「カスタマイズ」とよくきく。「自転車を〜」「カフェラテを〜」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
(NYでは?)具からカスタマイズできるハンバーガーがある。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
何から何までカスタマイズすると、できあがるのではハンバーガーではない。ドゥワッチャライクみたいだけど、本当の話。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※ハンバーガーではない、のあとに「水牛のチーズ漬けの肉をベーグルで挟んだもの」みたいな具体例がありました
「それでも看板には『〜〜バーガー』と書いてある」
(バーガーと書いてあってもまるで別物)東京の湾岸地帯で「ほら芝浦っていうだろ、これ、海だったんだよ」って言うみたいに。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“イケア効果”
面白い言葉がある。「IKEA効果」。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「IKEA効果」は、ハーバードのビジネススクール(だったと思う)の学者の研究による用語だそうです。
IKEAの製品は、自分で組み立てるようになっている。ビジネス学者によると、お客が自分の手で組み立てると、実際により良いものに思えるらしい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
自分の手で組み立てると、達成感がある。自分がやったから、よく見える。インスタントケーキミックス。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“インスタント・ケーキ・ミックス”
同様の効果は、昔からアメリカでみられてきた。たとえばWWIIのころからあるインスタントケーキミックス。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※WWII=第2次世界大戦
開発中のインスタントケーキミックスは「粉に水を入れるだけでケーキができるもの」だったらしいが、簡単すぎるので、「水と玉子を加えるだけ」にした。あえて「お客が玉子を手で割って入れる」ようにした #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
インスタントケーキミックスは、IKEA効果の先駆けとして知られている #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“タコスの注文票”
タコス屋の注文票。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
近くのタコス屋は、「うちの注文システムをご存知ですか?」と聞かれる。自分が注文票に記入して、注文票スタンドに指すと、ウェイターがキッチンに届けてくれる。実はウェイターに直接頼んでもいいのだが。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
お客に簡単な作業をさせると、少しめんどくさく感じるのだが、その方が満足感を得られるのだ。IKEA効果は近くのタコス屋でも使われている。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“遊びと仕事”
遊びと仕事。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「遊びをせんとや 生れけむ」
※梁塵秘抄の引用でしょうか。この後も、何度かこの言葉が繰り返し出てきました。
IKEAの家具を組み立てたり、タコスの注文票を書くのは、遊びではない。お店は「仕事」だと考えている #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
家具を組み立て式にすると輸送コストが減る…という話では無い #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
純粋な遊びは、遊園地のローラーコースターみたいなもの。乗るだけ。IKEAの収納棚を組み立てる人は、電車に乗って目的地にいく人みたいに目的がある。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
バーガーをカスタマイズするのは、食べるのが目的。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
遊びがローラーコースターだとしたら、仕事は電車。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
そうやってお客達は、目的地に向かっているのだから、あまり難しすぎてはダメ、と学者。だから店はお客が失敗しなさそうにしなければならない。打ちやすい球を。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“知り合いを思い出す”
人は仕事がしたい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「え、みんな仕事なんかさぼりたいじゃん」と思うかもしれない。たしかに仕事に行きたくない人はおおい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ビジネス学者によると、「与えられた仕事がしたくない」らしい。思い当たる人もいるだろう。ここ、笑うとこです(会場笑い)。人には仕事をしたい、という欲求がある。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
僕より年配の2人の先輩を思い出す。2人とも50代で、カスタムバイクにはまっていた。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「ミッドナイトクライシス」と呼ばれる。「人生中盤の危機」ということ。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※ × ミッドナイトクライシス ⇒ ○ ミッドライフ・クライシス
2人がカスタムバイクにはまった時期には大きな共通点。1人は解雇された直後、もう1人は解雇当然の異動の直後。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
2人は、仕事同然の新たなめんどくさいことがしたくなったように見える。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
遊びレベルではない、突飛レベルの趣味に没頭し始めた人を見たら、その人の仕事まわりを見てみるといい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
もちろん人は遊びたい。しかし同時に、人は仕事をしたいのだ。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“やりたくない仕事”
「やりたくない仕事」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ビジネス学者は「どうやったらやりたい仕事が増えるのか」という方向にはいかない。「やりたくない仕事をどうやったらやらすか」という方向に行く。ここは完全に笑うところです(会場苦笑) #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「でも、ビジネス学者にとっても『やりたくない仕事をやらせる』ことを考えるのは『やりたくない仕事』のはずだ」
インスタントケーキミックス以来、IKEA効果は知られていた。しかしこれほどまでにカスタマイズが増えて、お客さんに仕事をさせることはなかった #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「インスタントケーキミックス以来」のあとに、「それ以前にも、古代からそういった効果は知られていたのだろう」と述べていました。
“何かが変わった”
IKEA効果の鍵になっている「仕事」を考える。社会にある「仕事」は変わってきた。楽になって、仕事が減った。仕事は、手で触れられなくなった。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※仕事が楽になった具体例に、「レジでバーコードを読む業務も、昔はそろばんを打っていた」話が挙げられていました。
以前は、雑誌に記事を書けば紙に印刷されて手でめくれるものだった。都会で製品の企画をする人は田舎の工場に観に行った。今は見たことない工場に、手で触れられない手紙を送る。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ヘッジファンドで儲けている人は、収入の実感がない。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
札束になることすらない、手で触れられないお金。彼は、休暇をとるたび同僚に「戻ってこないかもしれないけどよろしく」と言う。
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
#ozkn
“ウイスキーが、お好きでしょ”
「ウイスキーがお好きでしょう」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「手応え」のある仕事は減っているかもしれない。それはウイスキーを水割りにするように、薄められた仕事になっているのかもしれない。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
カスタマイズビジネス、つまりお客に仕事をさせるビジネスは、お客に好きなことをする満足感を得られるビジネス。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“美しさ”
「美しさ」。
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
#ozkn
人は仕事をしたがっている。そのことの圧倒的な美しさ。「未来はボタン一つで何でもできるようになるから、未来の人は頭がでっかくて指一本しかない」なんて言われてた。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
なるほど、僕らはスクリーンに向かってお菓子をぼりぼりむさぼる。でも、指は一本にならないのだ。他の4本の指がうずく。編み物をしたい。バイクを触りたい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「家具を組み立てたい。」
りーりーを見ていると、ベーグルをあむし終わると、トンカチを取り出して壁をとんとんとする。「おしごとしてるの」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
もし、昔りーりーのように子供だった人たちが「いやだなあ、仕事したくないなあ」と思うのなら、僕は、みんなしたいと思う仕事をするようになればいいと思う。おしまい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「カスタマイズ」の話はここまで。
小沢「すみません、えっと、これはもうちょっとくだらないやつです」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「ここにお集まりの皆さんにお聞かせするのも申し訳ないですが…」
「私のDIY」
「私のDIY」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「体積と面積の関係」。NYCの面積は八戸市と同じ。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※朗読では「ニューヨークシティ」と言っていましたが、実況の都合でNYCと略しました。
NYCの人たちのコートは、オシャレではなく寒いからしている。逆に夏は38℃。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「だから、お店の冷房はキンキンに冷えている」
人間は体重が増えて体積が増えても、面積はあまり増えない。つまり、太っている人は身体から熱が逃げにくい。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「逆に、痩せている人は身体から熱が逃げやすい」
日本人の平均体重は59kg。一方アメリカ人は82kg。82㌔ですよ。(会場笑い) #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“店内の温度”
「店内の温度」。アメリカで銀行やスーパーに入るとキンキンに寒い理由は、他にも理由が。店内の温度が寒いほど、ブランドに高級感が出るそうだ。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
夏に冷房が効いているのは一流のスーパーで、もわっとしているのは三流のスーパーというイメージ。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
オーガニックで持続可能なイメージで人気のホールスーパーも、冷房ががんがんに効いてる #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
お客様たちは「地球は滅ぶのは嫌いだが、ブランドイメージが落ちるのはもっと嫌い」らしい #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「お客様たち」のあとに「僕も含めて、ですが——」と言っていました。
排ガスが地球に与える影響、というが、イメージだって地球に影響をあたえる。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“ロングジョンを探して”
「ロングジョンをさがして」 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
寒いNYで、僕はずっと「ロングジョン」を探してきた。日本でいう、ももひき。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※会場物販コーナーの表記を見るに、正確には「ロングジョン」ではなく「ロング・ジョン」のようです。……と思いきや、「リラックス」の記事では「ロングジョン」ですね……
アメリカでロングジョンの話をすると「君は何ヶ月ロングジョンを履くか」ではなく、「君は何週間ロングジョンを履かないか」といった話になる。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「ニューヨークシティに住む痩せた人たちがロング・ジョンの話をすると」という意味合いだったと思います。
そのため僕は、ロングジョン、ももひきには思うことがある。化学繊維100%のロングジョンにはうーん、と思う。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「化繊のやつはダマになるから嫌い」という友人(ボーズくんのこと)ですが、化繊100のロングジョン、35点。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ウールのもの、45点。可愛いが、洗濯できない。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
伸縮できる、スパンデックス3%のもの。タイツっぽい。いつも乾いてない気がする。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※これの点数をメモし忘れてますね…。
綿100で、ワッフル状のもの。工事現場でよく使われる。腰から膝の部分がぶわっとしている。風刺小説に由来。90点を与える。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
問題は、室内で履くと熱すぎるのと、デートのときに心配になる。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※ × 熱すぎる⇒ ○ 暑すぎる
「デート相手の彼女が、19世紀のファッションが好きなら良いのだが」
“さらに、ロングジョンを探して”
さらに、ロングジョンを探して。NYのデザイナーのロングジョン、平均70点。デザイナーは自分も細い足で履くからか良い。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「ただ、デザイナーは自己顕示欲が強いので、自分の名前を入れたがる。違う人が履くのに」
ただ、腰の部分にびっしり自分の名前を書く。カルバンクライン、カルバンクライン、カルバンクライン、カルバンクライン。狂っている。(会場笑い) #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「マークジェイコブスのロング・ジョンは非常に良かった。たくさんまとめ買いしたけど、それも無くなってしまった」
思い出を込めて、2000年のマークジェイコブス、1000点。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
“アクセス”
「アクセス」。男性用の下着と言えば、アクセス。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ロングジョンに前開きがあるかないかで、「アクセス」が大きくかわる。前開きがないと、ゴム越しに「緊急車両」がとおる。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「しかし、ゴム越しだと『緊急車両』が便器の上の部分に触れてしまうおそれがある。日本の清潔なトイレならまだしも、ニューヨークの不潔な公衆トイレではこれは避けたい」
なので、前あきのないロングジョン、50点。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
前あきが無い上に、前がカップになっているロングジョン。0点。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※このあたり、男性だけ(僕含む)すごく笑っていた気がします。
前あきがあるロングジョンは、女性に分かるように言うと、パンツの前開き、ロングジョンの前開き、ズボンの前開きを通って、やじさんきたさんがとおる。ただし、たまに狭い関所がある。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※この後も「京都まで引き返すか」など、弥次喜多絡みの小ネタがいくつか飛び出したのですが、(あまりのくだらなさに笑いすぎて)メモしきれませんでした…無念。
自分用のファビュラスなロングジョンを作ろうと思ってきた。もちろん、青と白のボーダーで。「ものすごい数を作らなきゃ」と言われたので、オザケンモデルのロングジョンを作った。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※「ファビュラス」の発音に力がこもっていました。「(大きく息を吸って)ファッビュラス!」
※「ものすごい数を作らなきゃ」というのは、小沢さんが選んだ生地や製法で作ろうとニューヨークのお店で相談したときに「ものすごい枚数をまとめて作ることになる」と言われた、という意味です。
ゆるふわのテキサス産オーガニックコットン100%。自分の分は確保したので、残りは、Tシャツを売っているところで売ります。(拍手) #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「糸染めと布織りは、ムーグシンセサイザーの町、ノースカロライナ州アッシュビルで」
僕や貴方が青白のロングジョンを履いていることに、周りの人は気付かない。女性もレギンスとして履くと良い。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
「『ドアをノックするのは誰だ?』がオリーブの連載『ドゥワッチャライク』のテーマ曲になっていたように、このロング・ジョンはツアーの新曲『飛行する君と僕のために』がテーマ曲になってます」
「エピローグ」(ふたたび、ツアーの話)
ツアーの話に戻ります。僕は最近1人でライブをするのが好き、岡崎京子展、笑っていいとも… #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※他にも、ごく少人数の集まりで弾き語りライブしたこともあったそうです。そして、中でも岡崎京子展でのライブは小沢さん自身、非常に良かったとのこと。
でも、次はギター、ドラムス、キーズ、という編成でやりたい #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※ベースが抜けてました、すみません。
そういうところに向けて、今は歌詞を書いてます。できたての、ロングジョンを履いて。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
ここで本編はおわりです。僕は日本にいることが少なくて、いつも話せないことが多いので、僕はここに残ります。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※今回の来場者は関係者の方が大多数だったため、この後、関係者だけでの新年会も兼ねた打ち上げが行われた模様です
ここ、クアトロでライブの告知ができて嬉しいです。ありがとうございました。(退場) #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
※小沢さんの発言はここまでです。
会場暗転、スクリーンにまた映像。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
小沢さんの手元を映したライブ映像、地上の夜。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
無音で「魔法的」ロゴが大写し。徐々に会場が明るくなり、拍手喝采。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
終演
スタッフの方登場。一般客はここで解散。写真NGだけどイラストや文章はOK。
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
というわけで全力かつ全速力での実況でした。急いでタイプしたので、漏れは多々というかたくさんあります。会場へ来られなかった方へ、ほんの少し、ほんの少しでもニュアンスが伝われば幸いです… #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
最初のほうに話が出てましたが、小沢さんの「友達」のラジオで朗読の音源がOAされるかもしれないらしいので、僕の実況で興味を持たれた方は、そちらをぜひ…! #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
この実況こそ、まさに「やりたい仕事」「好きな仕事」の典型だよなあ、と思いました。以上です。 #ozkn
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月20日
お読みいただきありがとうございました。
もし「ここ、違うんじゃない?」「こういうことも言ってなかったっけ?」みたいな箇所がありましたら、Twitterにてコッソリお伝えいただけますと幸いです。
おまけ
今回の朗読と合わせてオススメしたい一冊、「老いと幼なの言うことには」(小沢牧子 エリザベス・コール 共著)。表紙は凜音“りーりー”小沢コール。著者2人の橋渡しをしているのはもちろん、この人たちの息子で夫で父である人です。 #ozkn pic.twitter.com/bYNQO3SWpb
— かがりはるき (@kgrhrk) 2016年1月25日
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息子であり夫であり父である人ご本人の文章こそ無いものの、その人の存在もたしかに感じられる一冊です。オススメ。