FUJI ROCK FESTIVAL 2018の開催まであと3週間足らずとなりました。
小沢健二氏目当てで「はじめてのフジロック」を経験したのが昨年のこと。あの3日間が忘れられず、今年も早々にフジロックの3日通し券を買ってしまいました。
今回の自分内テーマは「ゆるく、のびのびと楽しむ」。
小沢健二氏が週刊ビッグコミックスピリッツ32号に「フェスへ、めんどくささを愛でに。」と題した文章を書いておられましたが、今回はめんどくささをほどほどに愛でながらも極力めんどくさくならないような過ごし方をしたいです。
「何が何でもあのステージを観たい!」と血眼になって豪雨のなかを歩くようなことはせず、前回良かったところ(場所とか食べ物とか)をまた味わいつつ、フジロックの未だ知らない部分をいろいろ楽しんでいけたらなと。
なので今回はそんな計画らしい計画もないです。
ただ、1年前に自分が書いた「はじめてのフジロック」を読み返してみたところ、すっかり記憶から抜け落ちてる部分が多くてショックを受けました。そんなわけで今後のためにも2018年のフジロックのメモを残しておきます。
宿泊と交通
前回と今回の最大の違いは、キャンプサイトではなく民宿に泊まること。
テント泊で過ごすフェスの楽しさは去年のフジロックや朝霧JAMで実感してます。けど、今回会場入りできるのは早くても1日目の夜。その時間だとキャンプサイトの奥のほう(坂道を昇りまくった先)しか空いてないので、キャンプ道具を運ぶのもテントから会場のあちこちへ行き来するのも大変です。体力的な負担がとにかく大きい。
そんなわけで今回は苗場の民宿に泊まることにしました。電源があったり風呂に浸かれたりするのも超ありがたい!
では交通手段はどうするか。前回は行き帰りともに新幹線でした。
金曜日の何時に出発できるか当日になってみないとわからないので、行きは本数の多い新幹線にします。
ただ、問題は帰り。新幹線の場合、最終日の夜に帰宅するためには夕方には会場を出なければなりませんが――最終日のヘッドライナーはボブ・ディラン。ディランはやっぱり生で観ておきたい。となると、最終日の夜に会場を発つツアーバスしかありません*1。月曜日の深夜1:30会場発、朝7:00頃さいたま新都心着のツアーバスを取りました。
3日間の大まかな予定
というわけで3日間の大まかな予定がこちら。
1日目:7/27(金)
- 夕方以降、できるだけ早めに会場へ向かう
- 遅くともN.E.R.D(21:00~)には間に合いたい
- 到着後は自由行動
- 到着が遅くなる分、明け方までしっかり楽しみたい
2日目:7/28(土)
- 終日自由行動
3日目:7/29(日)
- 夜まで自由行動
- ヘッドライナーのボブ・ディランはよほどのことがない限り観る
- バスの集合時間までは悔いの残らないように過ごす(とくに飲食関連)
- 1:30発のバスに乗って帰る
大まかすぎました。でもほんとにこれくらいの計画で行こうかなと思います。あとは天気とか体調とかに合わせて臨機応変に。
もちろん観たい出演者はいるけど、入場規制等々の事情で観られなかったらそれはそれでいいかなって調子です。
行きたいところ
前回を振りかえってみると、(たくさん歩いたのは間違いないけど)一度も行かずじまいだった場所がけっこうあります。天気に恵まれなかったのも大きいし、まあそもそもフジロックのスケール自体がどでかいので3日間で全部楽しみ尽くすなんてどだい無理なんでしょう。
とにかく昨年とは違う部分を味わいたいので、行けずじまいだった場所や今年限りのUNFAIRGROUNDはぜひ訪れたい!
イギリスのグラストンベリーが休止しているため、今年限定でやってくるUNFAIRGROUND。今年のフジロックの大きな目玉のひとつでしょう。ぜひ行きたいです。
場所的には例年のORANGE COURT/ORANGE CAFEの位置だそうです。つまり最奥エリア。ORANGE CAFE、去年は3日目にちょっとだけ立ち寄りましたがちょうど疲労困憊を極めていたので地面が連日の雨で田んぼのようにぐちゃぐちゃだった記憶しかありません……。
UNFAIRGROUNDのさらに奥。全然足を踏み入れてないので今回は行きたいですね。ライブは夕方までしかやっていないようなので、昼間が良いかも。
逆にこちらは入り口の手前、つまり場外。深夜にしかやってないエリアだけど、去年は1日目も2日目も深夜にピラミッドガーデンでライブを観てからそのままテントに帰ってしまったので立ち寄れず。
場所というか乗り物ですね。天気の良い日に乗りたいです。
食べたいもの
昨年、フジロックや朝霧JAMで感動したのがなんといっても飯の美味さ。いろいろ飲み食いしましたが、後になって「あれもこれももっと食べればよかった……」と後悔しながらこの1年間を過ごしてまいりました。
1日6店舗、3日間でのべ18店舗くらい廻りたいですね。とりあえず現時点でリピート確定のお店と初訪問したいお店を4軒ずつ挙げておきます(追記:ベテランからオススメされたお店を2店舗加えました)。あとは通りすがりに惹かれたものをいろいろ食べてやりましょう。
今回のお店は以下を参照しました。
http://www.fujirockfestival.com/news/pickup10.html
今回も食べたい
- 苗場食堂(OASIS)
定番中の定番中のド定番。去年のフジロックで2回食べたものの名残惜しくて、朝霧JAMでも2回食べました。今回も混雑してない時間を見計らって1日1回くらい立ち寄りたいです。 看板メニューのとろろめし&けんちん汁のタッグもさることながら、きりざいめしとかも美味いんですよね……。あと、朝霧JAMで帰り際に食べた裏メニューのけんちんめし(名前違うかも。要はけんちん汁を白飯にかけたもの)がまた最高でした。今回食えるかな。越後の酒(略してエゴサ)もいただきたいです。
- 元祖 越後もち豚(OASIS)
定番中の定番中のド定番その2。塩コショウ味とにんにく味噌味、どっちにするかめちゃくちゃ迷いますし去年もめちゃくちゃ迷いましたがけっきょく両方食べました。今年もたぶん両方食べます。
- タナカクマキチ。(NEW POWER GEAR Field/AVALON / NGO VILLAGE)
去年はOASISのもち豚の近くだったはずですが、今年はアヴァロンなんですね。舞茸天丼も舞茸天蕎麦も最高。つまり舞茸天が最高。最低2回は食べる。
- 鶏小屋(場外エリア)
濃厚鶏そば。去年は3日目の朝に食べた気がします。早朝から屋外でこんなものを立ち食いしてしまうなんて……といった妙な背徳感も含めて最高。
今回は食べたい
- Bassic.(OASIS)
昨年ノーマークだったんですが、今回チェックしていたら発見。辛麻婆飯や博多水炊きスープ雑炊などがあるそうです。どっちも大好物です。どうして去年食べなかった!
- Fruit collection kakumi(OASIS)
こちらも「どうして去年食べなかったんだ」枠。アボカドバーガー。
- 天国バーガー(ところ天国)
名物なのに去年食べそびれてしまったんですよ。味と関係ないですが、去年のフジロック前にインタビューを受けたThundercatが「天国バーガー」の名を聞いて「(「なんてことだ!」という顔をする)」という場面が大好きです。
- 朝霧食堂(NEW POWER GEAR Field/AVALON / NGO VILLAGE)
去年のフジロックでは食べず、朝霧JAMで食べて「どうしてフジロックで食べなかった!」と後悔した枠。グルグルウインナーと豚汁が呼んでいる!
- JASMINE THAI(OASIS)
ベテランからオススメされた枠その1。タイ料理は大好きなので大量に食べたいです。
- SAKURAGUMI(FIELD OF HEAVEN)
ベテランからオススメされた枠その2。ちゃんと石窯で焼いたピッツァがいただけるそうです。野外でワインとともに喰らいたい!
荷物
昨年はキャンプ用品を中心にかさばる荷物を事前発送したけど、今回は民宿に泊まるのでバックパックに収まるくらいの手荷物だけで済ませてしまいます。
身の回りの品
- バックパック
特別大きいものではないけど、ちょっとした1,2泊の旅行なら全然収まるくらいのサイズ。
- ファスバッグ
このまえ東京駅構内のポップアップ・ショップで一目ぼれしたこちらのバッグ。防水だし荷物が少なければコンパクトになるしでフェス向きだ! とすかさず購入しました。
- iPhone 8
防水なので安心。
- Apple Watch
3日間の活動量を計るのが楽しみです。電子マネーも使えるので大抵の買物もコレで済ませられます。万一、電池切れしたらiPhoneのほうの電子マネーで対応。
- モバイルバッテリー×2
今回は宿の電源があるので大丈夫だとは思いますが念のため2つ持参。
- Lightningケーブル
- Apple Watch用ケーブル
- microUSBケーブル
ケーブル類。
- レインウェア上
- レインウェア下
ポンチョのほうが楽かな? って気もしつつ、せっかく去年それなりに良いものを買ったので今年もこちらで。
- 靴
- 靴下*4
ちょっと良いスポーツ用靴下を履いていったら去年とても楽だったので、今年もそんな感じのものを多めに持っていきます。
- 帽子
去年はゴアテックス製の帽子を持っていったけど、晴れでも雨でもけっこう蒸れたので今年もこれに頼るのはちょっと……と悩み中。
- サングラス
このまえ新しいサングラスを買ったので今年は出番があると嬉しい。
- 双眼鏡
去年ほとんど使わなかったので、持っていかないかも。
- 財布
基本的にはほとんど電子マネー決済だけど、たまーに現金のみのお店があったり、越後湯沢⇒会場のシャトルバスが現金払いだったりするので、ある程度は持っていく。
- チケット(3日通し券)
リストバンドの引換えが全然混まなかったので今年も会場で引換えることにしました。
- マスク
晴天時の砂埃対策で1枚だけ持っていく。
- 水筒
去年持っていった水筒の容量が心許なかったのでもうちょっとでかいものを選ぶ予定。
- ●法的電子回路
魔法的電子回路、または合法的電子回路を持っていく。ちょっとした照明だけでなく、人とはぐれたときの目印にもなって便利。
- ヘッドライト
-ヘリノックス チェアゼロ
去年買ったものをそのまま流用。
※2023年追記
2021年以降、ヘリノックス型の組み立て式椅子(他社の類似品含む)はフジロックに持込み禁止となっているのでご注意。
↓にあるように、人が混み合ってる中を折りたたまずに(椅子の形のまま)持ち歩く人が多く、私自身も何度も危ない思いをしてきたので、禁止しているのは大賛成(ほんとは使う人のモラルやマナーの問題なんだけど……)。フジロックと検索したら、サジェストに「椅子」と出てきました。
— fujirockers.org (@fujirockers_org) 2022年7月19日
公式サイトにも記載されてますが、ヘリノックス社製タイプの組み立て式チェアは持ち込み禁止ですのでお気をつけて〜。#フジロック#fujirock#いつものフジロック#フジロック準備 https://t.co/pHtNgo4z4W pic.twitter.com/ilUyppfJ9Q
私は最近のフジロックでは、下の4-4-3で挙げたようなシンプルな折りたたみ椅子を使ってます。
宿泊関連
- 髭剃り
- 虫よけスプレー
- 日焼け止め
- 単三電池×2(ヘッドライト用)
- ウェットシート
このあたりは定番ですが忘れがちなので注意。
- 着替え類
念のため多めに持っていくけど、日中そんなに着替える機会がないからあまり意味ないかも。
- 歯ブラシ
アメニティで取っておいた、使い捨ての歯ブラシを持参。
- タオル
- 大きめのポリ袋(ゴミ袋)
- ジップロック
いずれも大きめのものを多めに持っていく。
おわりに
ざっとこんなところでしょうか。
まだこれから発表になる情報もあるかもしれないので、なにかあったら臨機応変に予定を変更していきます。
もし現地でお会いできる人がいれば乾杯しましょう!
*1:自家用車という手もあるにはあるけど日曜夜の時点で運転する体力が残ってるかどうか心配なので除外