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NHK-FM「きらクラ!」小沢健二ゲスト出演部分書き起こし #ozkn

#ozkn

2017年2月26日放送、NHK-FM「きらクラ!」の
小沢健二ゲスト出演部分(&その前後)の書き起こしです。

約2時間の放送の大半にあたる部分
(音楽の部分を除いてもおそらく1時間半くらい)
を書き起こしたので、
約5万文字の大ボリュームになっております。

小沢ファンを公言しているふかわりょうさんと、
「東京の街が奏でる」のライブや「神秘的」のレコーディングで
共演している遠藤真理さんの番組ということで、
和気あいあいとした空気のなかで、
クラシックに関連した話題がたくさん語られています。
小澤征爾さんや武満徹さんとのエピソードや、
大変興味深いオススメ楽曲の紹介など、
聴きどころの多い放送でした。

なお、書き起こしはあくまで書き起こしなので、
元の会話の細かいニュアンスまでは再現できておりません。
その点はご承知おきください。

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J-WAVE「TOKIO HOT 100」小沢健二ゲスト出演部分書き起こし #ozkn

#ozkn

2017年3月5日放送、J-WAVE「TOKIO HOT 100」の
小沢健二ゲスト出演部分の書き起こしです。

小沢健二は今回『流動体について』のリリースにあたって
他にもいろいろなメディアで出演していますが、
自身でデザインをやっていることの理由や、
アルバムの話題を振られたときの慌てぶりなど、
短いながらも聴きどころの多い内容でした。

書き起こしはあくまで書き起こしなので、
元の会話の細かいニュアンスまでは再現できていません。

それをご承知のうえでなおテキストで読みたいというかたのために、
個人的に作成した書き起こしを以下に公開いたします。

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小沢健二「流動体について」関連の出演について #ozkn

#ozkn

これからの出演予定


※3/2(木)Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ更新、「一旦日本を離れます。」とのこと。とりあえず「流動体について」関連のテレビ・ラジオ出演は以上で一段落でしょうか(収録は済んでいるけど未発表、な番組はあるかも)。とはいえ、(フジロック出演のため)遅くとも7月には再来日されるので、近いうちにまたテレビ・ラジオ等に登場する可能性も高いでしょう。……とか書いてたら、こんな文章が追記されていました。

本当に「一旦」ちょっと日本を離れるだけで、すぐ戻ります。離れてねーじゃんと思われるくらい、すぐ。
Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ
※文字装飾は引用者によるもの

 まだまだ楽しみですね。

はじめに~この記事について

※3/3 8:00:「Love music」出演情報を更新。
※3/6 6:00:「TOKIO HOT 100」の放送の模様を追記。

 この記事では、小沢健二の新曲「流動体について c/w 神秘的」に関する、メディア出演などについて書いています。
 最初にアップしたのは2月20日(月)のことですが、それから、少しずつ加筆修正しています。既に読んだという人も、ちょっと間を開けてアクセスし直してみると、見慣れない話題がでてきておもしろいかもしれません。
 更新したときはTwitterで告知しますので、よければそちらもどうぞ。

流動体について

流動体について

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小沢健二「流動体について」について #ozkn

はじめに

※出演情報に関しては、以下の記事に独立させました。
新情報が入るたびに随時更新しています。
kagariharuki.hatenablog.com
 
 2月20日(月)、小沢健二の19年ぶりのシングル*1「流動体について c/w 神秘的」のリリースが、音楽ナタリーの企画「小沢健二AMA 私の並行世界」にて、小沢健二本人から明かされました。
 発売日は2月22日(水)。いわゆる店着日は明日2月21日。

流動体について

流動体について

 

小沢健二 - 流動体について c/w 神秘的 ティーザー広告
Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ
 
 この曲が一人でも多くの人に届いてほしいと、切に願うばかりです。

 この文章を読む人の大多数は、既にファンで、「魔法的」にも行き、「小沢健二AMA」もピッタリ張りついて読んでて、今回のシングルも迷わず買って聴く、といった強者揃いだろうと思います。
 だけど、もし何かの拍子にこのページへ辿りついたあなたが、ファンではなかったり、「魔法的」に行っていなかったり、今回のシングルを買おうかどうか迷っている、そんな方だったら。そういう方にも、この文章を読んでいただけたら嬉しいし、何より、「流動体について」を一度でいいから聴いていただきたい。
 あとで詳しく書きますが、「流動体について」は、小沢健二の曲をこれまで聴いたことのない人が聴いても一発で圧倒される、それだけの力をもった曲だと思っています。
 
 そんなわけで、まずは昨年の「魔法的」ツアーで聴いたときの記憶をもとに曲紹介をしたいと思います。

*1:CDは「我ら、時」以来5年ぶり。スタジオ録音作は「毎日の環境学」以来11年ぶり。ボーカル入りのスタジオ録音作は「Eclectic」以来15年ぶり。そして、シングルCDは「春にして君を想う」以来19年ぶり

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【祝・公式アップロード】ラーメンズ初心者にオススメしたい、YouTubeで観られる公式コント動画

ラーメンズがYouTubeにコント全作をアップロード!

 2017年1月1日、年明けとほぼ同時に、ラーメンズ・小林賢太郎さんの公式サイト「小林賢太郎のしごと」に以下のメッセージが掲載されました。

謹賀新年

さてさて、ラーメンズ全17公演のうち、100本のコントが映像ソフト化されているのですが、本日2017年1月1日、全部YouTubeにアップしました。

なお、これによる広告収入は、日本赤十字社を通じ、各地での災害の復興に役立てていただきます。
(略)
(出典:小林賢太郎のしごと「ラーメンズのコントをYouTubeにアップします」

www.youtube.com
 これまでラーメンズのコントはVHSやDVD、BDなどでソフト化されてきたものの、公式のネット配信等は存在せず、YouTube等への違法アップロードが横行していました。
 DVDで全作を揃えている僕のような長年のファンとしては、違法アップロードされているのを目にするたびに「なんだかなあ」とモヤモヤを抱えていたのですが……公式にアップされていれば、もう心配はありません。
 公式だから、ちゃんと公演単位でプレイリストがまとまっているし、画質も良好。この状況なら、わざわざ違法アップロードされているほうを観る人もいないでしょう。
 広告収入の使い道も上のように明言されているので、既にDVDを持っているファンでも、今後はYouTubeで見返すことが多くなると思います。人に薦めるときも、以前はDVDを貸していたけど、今後はYouTubeでのURLを送るだけで良いですね。DVDが廃盤になったわけではないようなので、気に入った作品があればDVDを購入しても良いでしょう。

 そんなわけで公式にアップロードされたのを記念して、ちょっとした説明をしつつ、個人的なオススメ公演・コントを紹介したいと思います。

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世界一ていねいかもしれない「今夜はブギー・バック」の解説【後編】(smooth cover)

#ozkn 音楽

はじめに

 前編では、ブギーバックの原曲に焦点を絞り、その誕生や特徴について書いた。後編では、無数に存在するカバー(アンサー、リミックス、セルフカバーも含む)を紹介・分析し、さらに深く掘ってゆきたい。

 ブギーバックのカバーを語る上でまず触れておきたいのが、小沢健二のサイト「ひふみよ」で2011年9月6日に発表された「矢」という文章だ。ネット上で全文読めるので、部分的な引用はしない。原文を直接ご覧いただきたい。
「矢」(横書版)
 本稿では、この「矢」にて「名を挙げて感謝し出すと何億光年も行きますが」と述べられているほどの数のカバーを、無謀にも網羅し、何億光年も(……まではいかなかったが、結果的には約8万文字になってしまった)の旅に出たいと思う。

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世界一ていねいかもしれない「今夜はブギー・バック」の解説【前編】(nice original)

#ozkn 音楽

はじめに

 BEAMSの創業40周年記念のプロジェクト「TOKYO CULTURE STORY」の第一弾で公開された『TOKYO CULTURE STORY 今夜はブギー・バック(smooth rap)』。すでに多くの人たちが話題にしているように、素人目にもわかるほど大変な手間をかけて撮られたであろう、素晴らしい作品だ。
www.beams.co.jp
www.youtube.com
 
 1976年から2016年までのファッションとカルチャーをなぞった衣装や小道具・セットももちろん凄いが、何より印象的なのが、豪華なミュージシャンたちによって代わる代わる演奏・歌唱される「今夜はブギー・バック」(以下「ブギーバック」)の圧巻ぶり。
 参加ミュージシャンは総勢17組で15ジャンル。それぞれの時代とジャンルを象徴するアレンジでブギーバックを披露している。
 以下、BEAMSのプレスリリースより引用。

1970年代: 南佳孝 [シティ・ポップ] / 戸川純 [ニューウェーヴ]
1980年代: SEIJI(GUITAR WOLF) [ロックンロール] / こだま和文(ex.MUTE BEAT) [ダブ] / 森高千里 [ダンス・ポップ]
1990年代: EYE(BOREDOMS) [オルタナティブ・ロック] / 野宮真貴 [渋谷系] / サイプレス上野・高木完 [ヒップホップ]
2000年代: HUSKING BEE [メロコア] / ナカコー&フルカワミキ (LAMA/ex.SUPERCAR) [テクノ/エレクトロニカ] / クラムボン [ポストロック] / sasakure.UK feat. 初音ミク [ボーカロイド]
2010年代: チームしゃちほこ [アイドル] / tofubeats・仮谷せいら [クラウド・ラップ] / YONCE (Suchmos) [アシッド・ジャズ/ロック]

 
 1994年3月9日のリリースから、12年余り。今回の例に限らず、ブギーバックは無数のミュージシャンたちにカバーされてきた。原曲ではなくカバーから先に触れた人も多いだろう。
 日本のポップ・ミュージック全体でみれば、もっと数多くのミュージシャンにカバーされた楽曲はいくらでもあるだろうが、少なくとも日本語ラップのなかではダントツのカバー数のはずだ。
 ただし、(本人たちの最大級のヒット曲であるとはいえ)当時のCD市場の規模を考えれば、日本中の人が耳にしたほどの「大ヒット」ではない。その証拠に、1994年の年間チャートを見てみると、
トップ10はおろか、50位以内にもランクインしていない(2種類のバージョンで別々に順位付けされていることもあるだろうが)。BEAMSのプレスリリースによれば「五十万枚を超えるヒット」だったそうだが、それでもやはり当時においては、けっして「大ヒット」ではなかったのだ。
 ――にもかかわらず、どうしてブギーバックは、これほど多くのミュージシャンを惹きつけ、そして今もなお歌い継がれているのだろう?
 
 この疑問に対する明確な回答はできない。強いて言うなら、「才能あふれるミュージシャンが、もっとも勢いのある時期に、最高のタイミングで世に出した曲だから」といった凡庸な言葉でしか表しようがないと思う。
 ただ、さまざまな周辺の状況を整理して、世界一ていねいかもしれない(「詳しい」と自称するのは憚られるため、あくまで「ていねい」)レベルで、この曲について可能な限り事細かに解説していきたいと思う。
 なお、ひと通り書いてみたらとんでもない分量になってしまったので、前半は「nice original」と題して、原曲に話題を絞って書いてゆきたい。

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