2024年8月31日(土)に日本武道館でおこなわれた小沢健二『LIFE再現ライブ』のライブレポートです。グッズとセットリストも含め事細かに記録しました。
※この文章は、あくまで「事実関係の整理」と「憶測による非難を防ぐ」ため(それからいわゆる「お気持ち表明」のため)に書いたものです。特定の個人を誹謗中傷することや、また誰かを非難する際の援用とすること等は絶対にお止めください。 集英社オンライ…
あまりこう、今のご時世で炎上をたきつけるような書きぶりはしたくないのですが――いわゆる「システムトラブル」そのものよりも、それ以外の人為的な問題があまりに多すぎる&ひどすぎるので、現在の問題点をまとめておきます。 ※9/7(木)1:30現在の情報です。…
気になってはいたけど評判も良いっぽいなと調べたら電子版があることに気づき買って試しに読みはじめたらあまりの面白さに半日足らずで読み終えてしまった。プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン 実績・省察・評価・総括作者:株式会社カラーグラウンドワー…
1.どうして今、書くことにしたか 1-1.活動再開を迎えた今だからこそ 昨年の小山田圭吾さんの件について、今からでも考えを共有すべきことがあると思い、この文章を書きました。 小山田さんがオリンピック・パラリンピックに関わっていると発表されたのが昨年…
読み切りの新作を発表するだけでこんなに話題になる作家っているだろうか。 藤本タツキの新作『さよなら絵梨』。 本日公開と聞いていたので、今朝、早起きして読んだ。 既にめちゃくちゃ読まれているのでわざわざ言うことじゃないかもしれないけど、率直に言…
おひさしぶりです。 2016年末に、こういうものを書きました。 いま振り返っても、このブログで一番時間を費やして書いた文章だと思います。 なかでも特に力を入れたのが、その時点で把握できる限りすべてのブギーバックのカバーを網羅したリスト。作った本人…
当ブログでもいろいろと経緯をお知らせしてきた電気グルーヴの作品自粛に対する署名活動。その流れから、初めての著書『音楽が聴けなくなる日』(集英社新書)を出しました。宮台真司先生、永田夏来先生との共著です。帯の推薦コメントはなんと坂本龍一教授…
突然ですが、小沢健二さんと時計を作りました。 誰が? 僕が。 まじで? まじです。 一夜限り、45分45秒間だけ稼動する時計だったので今はその名残しかありませんが、こちらのページです。 http://hihumiyo.net/clock.html 小沢さんからのご用命のもと、僕が…
小沢健二さんのアルバム『So kakkoii 宇宙』リリース目前ライブ「飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ(英題: WANGAN PEDAL TO THE METAL) ドロップ前々夜、新木場」の詳細なライブレポートです。
ごぶさたしております。告知です。 明日6月25日(火)、DOMMUNEに出演します! ■21:30~24:00 WHO IS MUSIC FOR? MUSIC IS FOR EVERYONE! 5 「音楽が聞けなくなる日」 自粛のせいで聞けないじゃん!〜国内の薬物事件と自粛音楽史 出演:宮台真司(社会学者|首…
世界79ヶ国64,606名の方々に、心から感謝! 来る4月15日、電気グルーヴの作品回収等に反対する署名を提出するため、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ本社へ行ってまいりました。 いろいろありましたが、結論からいうと、今の段階でソニー側から出せる…
2019年3月15日に開始した署名活動の話、第2回です。 前回は主にこれまでの経緯を書きましたが、続いて、今回の具体的な論点を書いてゆきます。 ……が、その前にひとつ、大事なおしらせです。
2019年3月15日に、タイトルのとおりの署名活動をはじめました。 発起人は社会学者の永田夏来先生と、私、音楽研究家*1のかがりはるきです。 「電気グルーヴの音源の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してください」社会学者の永田夏来さん @sunnyfunny99 と…
前回(1日目)はこちら。 Eclecticな街が奏でる音楽 夢にまでみたデリのロール はじめての地下鉄、はじめてのCiti Bike メトロポリタン美術館と2000年前の名も知れぬ人 ホットドッグとパパイヤの王様 グッゲンハイム美術館とフランク・ロイド・ライト ニュー…
はじめてのニューヨークシティ 2018年8月中旬、はじめてニューヨーク州ニューヨークシティ(NYC)へ行ってきた。 4泊6日の1人旅で、マンハッタンに2泊、ブルックリンでも2泊。NYCへ行きたい理由はいろいろあったし、何ヶ月も前から楽しみにしていたけど、そ…
先日、こんな記事がネット上で話題になりました。 坂本龍一がお気に入りのレストランのためにプレイリストを制作。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、このレストランで流れる音楽があまりにも酷いため、坂本龍一がレストラン側に選曲を引き受けると提案して…
前回の準備・計画編に続き、FUJI ROCK FESTIVAL'18に行ってきた記録です。 例によって大ボリュームなので、おひまなときにお読みください。 前回はこちら。 1日目:7月27日(金) 会場までの道のり 21:00- N.E.R.D(GREEN STAGE) 24:00- 東郷清丸(ROOKIE-A…
2018年7月15日(日)の14時ごろ入場。開幕からそこそこ日数の経ったタイミングで評判が広まっているうえ、数日前にDOMMUNEで特集されたこともあってなかなかの混雑ぶり。ただ、14時時点よりも帰り際の15時過ぎのほうがより混んでいたように思います。早めの時…
「ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ」(世田谷文学館)へ行ってきました。開幕2日目、2018年7月15日(日)の朝一番で入場。早朝から駆けつける人は少なく、ゆったりと観られました。フラッシュ・動画以外なら会場内撮影OK。嬉々としてシャッター切…
FUJI ROCK FESTIVAL 2018の開催まであと3週間足らずとなりました。 小沢健二氏目当てで「はじめてのフジロック」を経験したのが昨年のこと。あの3日間が忘れられず、今年も早々にフジロックの3日通し券を買ってしまいました。 今回の自分内テーマは「ゆるく…
2018年4~5月におこなわれた小沢健二氏のライブ「春の空気に虹をかけ」。 その武道館公演(5月2、3日)の終演後、渋谷にて非公式のオールナイトイベント「春の余韻に砂をかけ」を主催しました。 本稿はその記録です。自分用の備忘録も兼ねて、いろいろと事細…
2018年4-5月に開催された小沢健二「春の空気に虹をかけ」全公演(東京国際フォーラム、大阪城ホール、日本武道館×2)のライブレポートです。セットリストやメンバー、楽曲・MC・演出・グッズ等の詳細、感想などなど。全3万字超のボリュームです。
2018年3月31日(土)、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(毎週土曜日22~24時)が最終回を迎えた。 翌々日の4月2日(月)には後継番組「アフター6ジャンクション」(毎週月~金曜日18~21時)が開始しているので、打ち切りではなく前向…
5月2,3日の小沢健二「春の空気に虹をかけ」日本武道館公演の終演後、 渋谷にて非公式のオールナイトイベント「春の余韻に砂をかけ」を開催します。そのイベント概要について。
(途中までネタバレ無しです)2月16日(金)の公開に先駆け、2月2日(金)にFilmarksの試写会で観ました。Filmarksのほうで書いた内容と被る部分もありますが、今回はもうちょっと踏み込んで(途中からネタバレ有りで)あらためて感想を書きます。
2018年2月8日放送のFM802「BEAT EXPO」に小沢健二氏がゲスト出演した際の朗読「大阪の話をしてください」の書き起こしです。
個人的に2017年は、音楽に恵まれまくった年でした。 そもそも、小沢健二氏とCorneliusの新譜が同時にリリースされた時点でもう一大事です。オリンピックよりもレアな事態ですよ。その都度、Twitterでも大騒ぎしましたし、このブログでもいろいろ書いたりしま…
2017年10月18日に発売されたスカートのアルバム『20/20』の素晴らしさと、スカートのメジャーデビューをみんなが大歓迎している理由について、たっぷり書きました。
2017年9月6日に発売されたシングル『フクロウの声が聞こえる』についての話、後編です。 前編に続き、話題(問題)の「Uh, uh」等の合いの手のコツや、34分の短篇映像の補足説明、カップリング曲「シナモン(都市と家庭)」の解説などなど、シングル『フクロウ…